【売れてる本に学ぶチラシコピーライティング④】ターゲットの絞りこみとブレットの使い方

本日も売れてる本の新聞紙面広告からチラシのヒント、コピーライティングのヒントを探して行きましょう

ブレットがチラシの反響を決める事例

Ｔhink right(シンクライト）ロルフ・ドべリ著

この紙面広告をパッと見た印象はそれ程興味が沸くものではなかったのですが、あなたはどうでしょう？

しかし、ブレットに目を通してみたら、なかなか良くできているなと感じました。

キャッチコピー

誤った先入観を捨て、よりよい選択をするための思考法

「先入観や固定観念を持たないことが大切だ」と思っている人は反応すると思います。ターゲットの絞り込みとすると、どうでしょうちょっと微妙かもしれません。

サブコピー

わたしたちが正しい決断を下すために、知っておくべきこと。

正しい決断。正しい選択。間違った選択をしないためにどうすればいいのか？難しいテーマですよね。ケースバイケースで一概に言えないことが多い気がします。

誰もが陥る52の思考のワナを徹底解説！

これはいいですね。キャッチコピーとサブコピーの伏線を回収しています。
ただサブの役割を与えるより、キャッチコピーと繋げた方が良い気がします。

たとえば

誤った先入観を捨て、よりよい選択をするための思考法
目からウロコの誰もが陥る52の思考ののワナ

とかはどうでしょう。

権威者からの声

「浅薄なふるまいを防ぐ武器になる」アンドレアス・マイヤー（スイス連邦鉄道元ＣＥＯ）

日本人からするとちょっと認知度が低いですかね。

ちょっと気になったのが「浅薄（せんぱく）」漢字で書けばなんとなく意味がわかるのですが、私は使ったことのない言い回しです、あなたは使ったことはありますでしょうか？同意語の「あさはか」こっちは使ったことがある方がほとんどなのではないでしょうか？

コピーライティングの基本のひとつにターゲットの普段使っている言葉を使うこと。とよく言われいるので、

「あさはかなふるまいを防ぐ武器になる」…ってひらがなが並びすぎて読みづらいですね。

「浅はかな振る舞いを防ぐ武器になる」「あさはかな振る舞いを防ぐ武器になる」何かイマイチに見てて来ました。

やはり「浅薄なふるまいを防ぐ武器になる」ですかねｗ

社会的証明

シリーズ36万部突破！
世界中でシリーズ史上もっとも売れたベストセラー

オリエンタルラジオ中田敦彦さんも絶賛！！

ここは特に解説は必要ないですよね。

ブレット

◎他人と同じように行動するのは、遺伝子に刻まれたワナだった！
◎専門家ほど、自分の知識を過信して失敗を犯してしまう
◎意見が一致したときこそ、結論を疑うことが必要
◎なぜ怪しいマルチ商法に引っかかってしまうのか？
◎選択肢がたくさんあるほど不幸になる「3つの理由」
◎おもしろくない映画なのに、席を立てないのはなぜ？
◎人は「レアなもの」と聞くと、判断を鈍らせる
◎完全に過ちを避けることは不可能と心得ておくほか

この広告のメインディッシュはブレットですね。
あなたもひとつは気になってしまったことがあるのではないでしょうか

誰もが陥るワナがあと52－8＝４６
とりあえず本屋に行ってこの本の「もくじ」が見たくなりましたｗ

ターゲットを絞ることは大切なのですが、人それぞれ反応する言葉は千差万別。それを補うために、サブコピーもブレットも力を入れると反響が取れます。

キャッチコピーとサブコピーとブレットの関係性の基本は１番反応するであろう言葉をキャッチコピーにしてにして、2番目をサブコピーにして残りをブレットにするのですが、