前回に引き続き、AIDAの法則を世の中のチラシや広告はどのように使っているのか?一緒に見ていきましょう。そして今回は商品を安く見せる考え方のヒントもお伝えします。
目次
AIDAの法則チラシ事例②
Attention(注意)
TVで話題 たるみ世代に。
劇的、上がる!10日間
若い世代がターゲットなら、もはや「TVで話題」と言われても
「ふ~ん」程度の反応だと思います。
男の私には「たるみ世代」がいくつ位からなのかわからないのですが、
たるみ世代=テレビをよく見ている。
テレビの情報を信じてしまう。世代なら
Attention(注意)を引けるキャッチコピーになります。
「劇的、上がる!10日間」
これもいいですね。抽象的な表現ですが、力強さを感じます。
I:Interest(関心)
・この「上がっている」感初めてかも(43歳女性)
・えっ、こんなに速く!?やっぱりドリンクは違いますね(51歳女性)
・1週間程度でググッときたんですよ!(61歳女性)
・まだ8日なのに美容師さんにもビックリされちゃった。(53歳女性)
この広告ではお客さんの声を使って関心を引こうとしています。
それと私の関心。たるみ世代は40歳以上を指すことが分かりましたw
D:Desire(欲求)
3つのプレミアムな美容成分で画期的に、アプローチ
「とにかくすごいから試してみて」的なことが書かれています。
美容のプロも注目!
権威性を使っています。
A:Action(行動)
初回限定!このチラシをご覧の方に
50%OFF 4000円→2000円 (税込・送料無料)
お申し込みはお電話で
AIDAの法則チラシ事例③
A:Attention(注意)
ベジ活スープ食
ごろごろ野菜。具だくさんだからおかずいらず!
「ベジ活スープ食。」造語だと思うのですが上手ですね。
多くの人が「野菜不足」と認識しています。
注意を引けるキャッチコピーになっています。
I:Interest(関心)
・忙しく時間のない朝に
・小腹が空いた時の夜食に
「いいかも」と関心が持てますね。
D:Desire(欲求)
point1、15種類以上の野菜がたっぷり2分の1日分
point2、レンジでチンするだけで完成!
point3、1食あたり塩分2g以下!
「なるほど」となり
バラエティー豊富な8種類セットでお届け(商品画像)
「美味しそう頼んでみようかな」となり
で「いくらすんの?」となります。
A:Action(行動)
まずは1回お試しください。初回送料無料
・8食セット4900円(税抜き)
・2人用 9800円(税抜き)
さて
「試してみよう」となる方はいると思いますが
庶民にとっては、5,000円はお試し価格ではないですよね。
私だったらどうするか?考えてみました。
1食あたり670円…
あなたにとって「価値と金額」どっちが上でしょうか?
忙しい朝に、小腹が空いた夜中に、
手軽であっても気軽に食べれる料金でしょうか?
たしかに、1食あたり15種類以上の野菜を使っていれば、自分で作るとなると1種類の野菜が100円としても1500円以上かかるのでコストがかかっているというのは想像できます。
それなら自分が食べるのではなく「お客さんや友人を家に招待した時に振る舞う。」ためにと考えたらどうでしょう。
試してみて美味しければ「おもてなしとしてアリ」になりそうです。
・急な来客に
・パーティーの一品に
・バーベキューの一品に
・「私が作ったと」旦那には内緒で…
4食セット2450円のところ、3日間限り1980円。
とかどうでしょう。