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女子高生の「生の声」
出版社の新潮社が埼玉県の進学校、浦和第一女子高の生徒に新刊を読んでもらい、感想を聞く試みをしたとの記事が日経新聞に
話を持ち掛けたのは学校側だったそうです。「生徒に新たな読書機会を与えたい。」ということで新潮社側に企画を持ち掛け、高校生にふさわしい本ということで、2人の高校生を軸にした青春小説「ハリネズミは月を見上げる。」あさのあつこ著が選ばれたとのこと。
そこで集まった「生の声」を学校側の了解を得て、本の帯に掲載。更に、県内外の約60店舗の書店の宣伝パネルに生徒の声を載せた。
なかなか面白い試みですね。映画では前から、視聴会での感想を使い、宣伝に使ったりしていましたが、興味を持ちそうなターゲットをここでは女子高生選び、「生の感想」を聞く方法は今後増えていきそうですね。
大学生でも、主婦でも、年代とかでも、本の内容に合わせて出版社の掲示板などで募集したら、喜んで参加する人はたくさんいそうです。
お客さんの声をなめるな
さて今回は「お客さんの声」を紐解いてみます。
お客さんの声には「生の声」と「嘘の声・作った声・忖度した声」があります。
そこには大きな差があります。
「嘘の声」はけっこうバレますし、「作った声」は違和感があり、「忖度した声」は心に刺さりません。
受け手側の立場ならあなたもきっと感じるはずなのに
出して側の立場になると、「バレない」と思ってしまう広告は本当に多いです。
なぜお客さんの声は「生がいいのか?」
生の声が本当の声だからです。なぜか「真実」だと感じます。
人間は不思議なもので、「直感」や「本能」とかで言語化するのは難しいことでも感じ取ることができます。
そして生の声は「共感」したり「心が動いたり」します。
とは言っても言葉足らずで伝わりずらいこともあると思います。
ではどうするか?
生のお客さんの声を物語にすること。
物語にすることで、信用されます。
なぜか?
人間の脳はバラバラの情報を圧縮してまとめたいと思っています。
物語になっているとまとめやすいんです。
分かりやすい例が「桃太郎」です。日本国民のほとんどか、桃太郎を語れます。金太郎や浦島太郎はうろ覚えなのに桃太郎はほとんどの人が語れます。
なぜか?
ストーリーが分かりやすく、良くできているからです。
※ストーリーライティングを学ぶと出てくるのが「神話の法則」(ハリウッド映画やワンピース最近では鬼滅の刃も神話の法則に当てはまるから面白い)言うなれば、桃太郎は(神話の法則の簡易版)です。
ポイントはわかりやすいこと。理解しやすいことです。
理解できれば信用できます。
広告から反響を出すために超えなければいけない3つの壁
「見ない、信じない、行動しない」の信じないの壁を「物語があれば超えられる」可能性が高まります。
お客さんの生の声を物語にすることで、信用され、反響が取れます。
そうは言っても物語なんて作れない…って方へのヒント
お客さんの声の型
どんな人が、どんな悩みを抱えていて、どういう経路であなたの商品・サービスを知り、どんな思いで(きっかけ)行動し、最初はどういう状況で、どうなれたのか?そして今はどうなのか?
ぜひこの流れを頭に叩き込んで下さい。
毎日ノートに書きこんで、物語を作り上げて下さい。あなたオリジナルの最強のチラシが出来上がります。
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