チラシ集客のアイデア

「ズルい」チラシ【気になったチラシを添削してみた㊽】

タバコ 女性 手

片面表示と両面表示

商品・サービスをアピールする場合
デメリットは隠したいと思うもの。

特にテレアポ(電話営業)は「電話を切られたくない。」という思いで

どうしてもメリットばかりを伝えようとしてしまいます。

この部分が逆に、電話営業を受けた方からすると、
お前の知らないこんなにいいことを教えてあげる」と捉えがちになりますので、上から目線に感じ、心を閉じてしまいます。

心を閉じられたら、話を聴いてもらえません。右から左です。
まずは聞く態勢をとってもらうことが重要です。

聞く態勢をとってもらうには

1、どれだけ相手の悩みを理解しているかどうか?
2、「私のことだ」と思ってもらうか

です。(チラシでも冒頭の部分は一緒です。)

「数うちゃ当たる」のかもしれませんが、ある程度のリサーチをしておくこと。

業界ごと、多くの会社が抱えているであろう「悩みの部分」からアプローチできれば、話を聞く態勢を取ってもらえる確率は上がります。少しはテレアポのストレスから解放されるかもしれません。

片面表示とは「メリットだけ」を伝えること。
両面表示とは「デメリットも」伝えることになります。

先にデメリットを伝えることで信頼を得られやすくなります。

例えば、年配の方に旧型モデルのデジタルカメラを売るとします。

「このデジタルカメラはひとつ前の型で複雑な機能はついていません。(デメリット)ただ、リーズナブルな料金で、使いやすいので、年配の方には人気があります。」

と言われたらどうでしょう?

どちらかというと「機械音痴」と思っているなら
「こっちでいいかな?」と多くの方がなるのではないでしょうか?

さて片面表示と両面表示を理解したうえで

チラシではないのですが、こちらの広告をご覧ください。

第三者的。両面表示

ブラック企業には
おすすめできないサービスです。

なかなか良くできたキャッチコピーですね。
「えっどうゆうこと?」と先を読みたくなりますね。

私たちは、
クチコミをベースにした新しい採用プラットフォーム。
企業の魅力はもちろん、改善点や欠点までも、
中で働く社員のクチコミとして公開しています。

だから私たちのサービスは万人向けではありません。
社員の評判があまり良くない企業様には
扱いづらいことでしょう。

それでも、私たちがクチコミにこだわる理由
それは、いい面も悪い面も、
企業のことをよく知った上で入社した人は、
生き生きと働いていけることを知っているから。

情報格差のない、オープンな就職市場をつくる。
企業も求職者もミスマッチなく、
お互いに幸せになれる世界を目指して

とのことですが、

デメリットを表示するのは掲載側の企業で
プラットフォームのこの会社はメリットのみですw

ズルいですよねw

「第三者的両面表示」とでも言いましょうか。

更に掲載側にとって、
このプラットフォームに載っていないと、
ブラック企業のレッテルを貼られる。」と
ちょっと思ってしまいそうですw

誰が得をするチラシなのか?

もうひとつ紹介します

吸う人も、吸わない人も、タバコの煙から解放される。
そんな煙のない社会を実現するために、
フィリップモリス(PM)は、将来的に紙巻たばこの販売から撤退し、
より快適な未来を目指します。

たばこ会社が目指す煙のない社会。

さてあなたはどう感じたでしょうか?

タバコが大嫌いな人からすれば、
「だから何?」「だったらとっととやめろ!」
と思った人も多いことでしょう。

喫煙者側からすると、
PMの紙巻きタバコを吸っていれば「えっそうなの?」となりますが、
それ以外のタバコ銘柄を吸っているなら「ふ~んそうなんだ」で終了です。

ホームページを検索したところ
アイコス(加熱式タバコ)を推奨していました。(体への害はまだよくわかっていない)

正直、誰に向けた広告なのか?よくわからないですね。

タバコ会社なのにタバコを売らない。」と宣言。ここまでは良いのですが、「将来的には」って入れちゃってるので「ぼやっと」してしまっています。

「いつまでに」となっていれば、印象は変わっていたと思いますが、

結局「だから何?勝手にすれば」ってなりそうですね。