チラシ集客のアイデア

【売れている本に学ぶチラシコピーライティング③】キャッチコピーとブレットとお客さんの声

窓と本

新聞紙面広告に載っている書籍の広告は本当に良くできている物が多いです。あなたのチラシや、キャッチコピーの参考になるヒントが満載です。ぜひあなたも新聞を購読してるなら、目を通すクセをつけて下さい。新聞をとっていないなら、私のブログをヒントにして下さいw

キャッチコピーとブレットのヒント

人生に必要な教養は
中学校教科書ですべて身につく

この広告ではキャッチコピーを真ん中に持ってきていますね。
池上彰氏と佐藤優氏の共著であることをアピールするためにこういった作りになっているのかもしれません。

人生に必要な○○は○○ですべて身につく

上手くハマれば良いキャッチコピーができそうです。

サブコピー

侮ることなかれこれぞ最強の学びなおしツール!!
進化した「教科書で」基礎力を鍛えよう!

サブコピーはキャッチコピーの補助の役割を上手に表せています。

12社54冊読み比べ

54冊分を1冊で学べる。お得感を感じる人がいます。

「どこが変わった?」「どう学ぶ?」巨匠二人が教科書ごとにナビゲート

疑問文の使い方も上手です。それと「巨匠二人」権威性があります。。

ブレット

私が思うこの広告の大きなポイントは

ブレットをうまく使っていることです。

ブレットとは弾丸のように想定できる反応するであろう言葉を書き連ねて何か一つでも興味を持ってもらう手法。ひとつでも「私のことだ」と感じれば反応する可能性が高まりますし、複数興味が出てくれば、更に購買意欲が沸きます。

地理 チリがが読み解ければ「世界」が見える。
増えた「第三世界」の記述/「移民」「イスラム」「EU]
歴史 人類の出現から現代まで、一気に「大河」を下る
「通史」は大事/古代からあった東アジアの緊張関係
公民 社会の仕組みをインプットして足元を固める
改正議論のまえに憲法を知る/世界の紛争、日本の領土

理科 日常が科学で成り立っていると知る
ip細胞までカバー/危険から身を守るための教育
数学 コトの真偽を見極めるための土台
「社会とつながる」数学/「消えた3.14」の真実
国語 中学の教科書は現代文教材の「完成形」
理論も完成も磨く、最も重要な「教科書」

英語 ひたすら音読して、「中3レベル」をキープする
コミュ力が鍛えられる実用版/「怪しい英文」は一
道徳 自分と他人の「スタンダード」を知る。
「リアルな現実」を問う教科書も

○○が読み解ければ○○が見える。
○○から○○まで、一気に○○
○○の仕組みをインプットして○○する
日常が○○で成り立っていると知る
○○の真偽を見極めるための土台
○○は○○の完成形
ひたすら○○して○○をキープ
○○と○○のスタンダードを知る

あなたもこのブレットをみて、「勉強し直そうかな」と感じたかもしれませんね。気になったのが私が中学生の頃は道徳と公民の教科書はなかったこと。22歳の娘に聞いてみたら、道徳の教科書はあったそうです。(公民)はなし。なんか読みたくなりました。

チラシ作りのヒント

さてもう一つチラシ作りのヒントをお伝えします。

ワードをメモること。単語をメモること。
たとえば、教科書。「○○の教科書」は使い勝手がよさそうです。

他にも、時代にあった言葉。業界内で流行っていて、反応しやすい言葉があります。普段あなたが使わない言葉、言い回しが違う言葉などが見つかったりします。

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ポイントはよく見かける言葉と普段使わない言い回しをメモることです。

お客さんの声を上手に使う方法

中村文則 R帝国

独裁政権下に生きる人々を襲う悲劇
私たちがいる現実の続きが、この小説の未来を変える。
各メディアで話題の衝撃作。待望の文庫化。絶賛の声続々!

著者の名前と本のタイトルを一番目立たせています。この広告の作りは、「認知度がある」という前提と逆に「え?こんなに世の中で話題になっているのにあなたは知らないんですか?」という裏メッセージです。

「世の中で売れている物を知らなかった。」反応が取れやすかったりします。ただそのまま言われると気に障りますので、「世の中で認知度がある体」で書くことになります。

セミプロの声が興味を引く

この広告の面白いところが「本屋さんの声」を使っていること。
コピーライター(プロ)ではなく、セミプロ?お店のPOPを書くのが得意な人、言葉の表現力がある人、小説家を目指している、コピーライターを目指している?人が書いていることです。

どうしょうもない「今」を、抉り(えぐ)きった問題作この作品を否定できる人はいるのか?

現実とリンクしすぎている気がして恐ろしくなった。私たちの見ている現実、流れるニュースは本当に真実を映しているのだろうか。この物語が、予言の書ではないと、信じたい。

悪と正義を魂に込めたその圧倒的な筆力は異次元の領域。これは近未来でも異国でもない、まさに現在進行形の僕らの物語だ。

世界を恨む前に自分を誇れるか。この物語から逃げない自分でありたい。そう思う。強く。強く。

電車の中で読みながら、恐ろしさに何度も本から顔を上げてしまった。これは、「小説」だよね。本当のことじゃないよね。周りの乗客はスマホに夢中で、家に変えれば、テレビでは世界の貧困やテロのニュースが流れているこれは、本当のことじゃない。今は、まだ。

皆さんお上手ですね。こういった生の声はついつい読んでしまいます。

先程のように気になったワードを羅列しておきます。

どうしょうもない今、抉(えぐ)る、否定できる人はいるのか、現実、リンク、映している、予言の書、信じたい、魂、魂を込めた、圧倒的、異次元、領域、異次元の領域、近未来、現在進行形、僕らの物語、誇る、逃げない自分、ありたい、そう思う強く強く、今はまだ。

お客さんの声で反応が取れるチラシ作りのヒント

今回の話の流れでは、コピーライティングが大事なんだな、ちょっと無理かも?と感じてしまったかもしれませんね。

実はそんなこともないです。大きな声でいえることなのですが、

反応が取れる取れないは上手かヘタかは関係ないです。相手に伝わればいいんです。

あなたがやるべきことは「生のお客さんの声」「本当にあった、お客さんが感動してくれた。エピソード」をお客さん自身の言葉でそのまま伝えることです。

商売を始めたばかりで、お客さん声がないから、同業他社のお客さんの声を参考に作ることは、絶対やめて下さい。本当の声なのか?作り物の声なのか?マジでバレますよ。

あなたがやるべきことは、商品・サービスを通して感動を与えること。悩みを解決すること。欲望を叶えること。また来たいと思ってもらうこと。こういったエピソードが集まれば、リアリティーがあるお客さんの生の声が集まりだします。

新規集客ならチラシポスティングです。自分自身で笑顔であいさつしながらポスティングをしていれば、生の声、チラシ作りのヒントも結構もらえますよ。