チラシではないのですが新聞の紙面広告に気になった広告が載っていました。
こちら
全体的にみるとシンプルでわかりやすい作りにはなっているのですが、
理解はできるけど、行動にはなかなか移せない内容になってしまっています。
一緒に細かく見ていきましょう。
目次
キャッチコピー
顧客満足度が高い
いびき対策グッズNO1
キャッチコピーとしては弱いですね。
サブコピーで載せる内容です。
最近では「○○1位」「○○でNO.1」はそれ程効果がありません。
具体的にどのカテゴリーでNO.1なのかを広告を見た人は考えます。
抽象的だったり、よくわからないカテゴリーだと正直反応してくれません。
サブコピー
枕の下にパッドを敷くだけ
使用者の87.5%がいびきに効果を実感
もしかしたらあなたは
87.5% って数字をスゴイと思うかもしれませんが
私のように「ねじれた性格」ですと
逆に、
「10人に1人以上は効果を実感できないんだ。」って思ってしまいます。
この部分ではいらない気がします。
商品特徴
・センサーがいびき音を感知。
・パッドのエアバックがゆっくり膨らむ
・頭部の角度を変える。寝返りを促す。
・頭部の角度が変わることで、たるんでいた気道の筋肉が
引き締まり、気道が広がる。
・いびきを軽減
ここはわかりやすくてよいですね。
強いて言えば、
「たるんでいた気道の筋肉が引き締まり…」は
逆に「リラックスして寝れないのでは?」と感じる人もいそうなので
「頭部の角度が変わることで、気道が広がる。」
だけの方がよさそうです。
オファー
本日から3日間限定!
1万円お値引き&30日間返品保証付き
特典1 53,700円→43,700円
特典2 商品到着後30日以内ならどれだけ使っても返品可能
特典3 送料1300円→0円
どうですか?あなたは欲しいと思いましたか?
ちょっとは「いいかも?」となっても
行動に移そうとはなかなか思わないのではないでしょうか?
なんでだと思いますか?
答えは
感情にうったえかけていないからです。
人間の脳は感情で「決断」して
理性で「正当化」するようにできているからです。
さてさて
「御託はいいからお前だったらどうすんだ!」って話ですよね。
この広告のコピーを考えてみた
キャッチコピー
「殺意さえ覚える。」
夜な夜な悩まされる旦那の「いびき」
解消してみせます!
いびきに悩んでいるのは本人よりも周りの人です。
ターゲットを
「旦那のいびきに悩んでいる妻。」にしてみました。
サブコピー
「いびきを止める」自信があるのでまずは使ってみて下さい。
30日以内ならどれだけ使っても返品可能です。
でです。
先程は
「枕の下にパットを敷くだけ
使用者の87.5%がいびきに効果を実感」はこの部分にいらない。
と言ったのですが
「自信があるから30日間使ってみて」の後ならありです。
たとえば
あなたがよく知らない人から
「これ凄いんで使ってみて下さい。87%の人が満足しています。」
って言われてもあなたは反応しないはずです。
しかし
感情が「私のことだ」「もしかしたらありかも」ってなっていれば
「へぇ~そうなんだ。」ってなるんです。
キャッチコピーで
「私のことだ」「ありかも」「え?そうなの」と感情を揺さぶることで
3つのNOT
人は広告を「読まない」「信じない」「行動しない」の壁
を越えやすくなります。
特徴
「なぜいびきが止まるのか?」その秘密は?
センサーがいびき音を感知しパッドのエアバックがゆっくり膨らみ
頭部の角度が変わることで、気道が広がりいびきを止めます。
オファー
3日間限定 1万円引き 53,700円→43,700円
この部分は解説を先にします。
いくら30日間返品保証がついていても
庶民からすれば「高っ!」ってなり
「とりあえずやめよう」「後で考えよう」となり
忘れられます。
行動に移してもらうためには
安く見せる仕掛けが必要です。
私なら3~5年保証をつけます。
枕は毎日使うモノですから
43,700円÷3年÷365日=39,9円
43,700円÷5年÷365日=23.9円
になります。
で
30日間使っていただき満足してもらえましたら
1日たった24円(40円)で旦那のいびきから解放されます!
どうでしょう?
夜な夜な旦那のいびきに悩まされているのなら
「安っ!」ってなるのではないでしょうか。
あなたのチラシも
感情に訴えかけることで反応は変わります。
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