目次
ネーミングについて語ってみた
チラシではないのですが駅のホームの自販機に目が行きました。
ピンク・ジンジャー。
カクテルでありそうなネーミングですね。
「買ってみようかな」って思ったのですが、
やめました。
理由は
「なんだ。紅ショウガか…」です。
ピンクジンジャーって言葉を見て私の頭の中に浮かんだことは
「なんかしゃれているし、ピンクって何だろう?新種?」
「桃が入っているのかな?」
「桃とジンジャーエル?有りかもしれない。」
「どんな味だろう?」
と思ったのですが、
ピンクの正体は紅ショウガと答えが書いてあったことで。
一瞬のうちに興味が無くなりました。
さて、あなたならどうでしょう?
私の行動パターンだと
ネーミングに魅かれて買ってみる。
まずは飲んでみる。
その後に成分表示を見る。
で
「へえ~紅ショウガなんだ」「なんだ紅ショウガか」ってなり
で、飲んだ感想
「意外とイケる」か「イマイチ」の判断になると思います。
こっちの方が楽しくないですか
まあ、成分が先に気になるって方もいると思いますが、
そういった方はもともとすぐに行動に移さない※タイプ3なので
※イノベーター理論(モノが普及していく段階)でいう
1、新しいモノを好んで採用する層 2.5%
2、流行に敏感で、情報収集を好んで行う層 13.5%
3、比較的慎重、平均よりも早く採用する層 34%
4、比較的懐疑的、周囲が大多数で採用する層 34%
5、流行に興味が薄い。常識的になるまで動かない層 16%
新商品を売るなら 1,2の層を狙って
新しい物好きを「煽る」仕掛けとして
ピンク色の正体は、買ってからのお楽しみ。
にした方が良かったと思います。
私の妄想では
「答えは載せるべきだ!」「いや載せない方が良いと思う」と
紅ショウガをアピールするかしないのか会議で熱く論議された。
で
商品開発に関わった人の中に牛丼に紅ショウガをてんこ盛りにするような無類の紅しょうが好きがいてしかもその人が権力も持っていた…
です。(笑)
※ちなみに私は牛丼に紅ショウガをてんこ盛りにはしませんがミートソースやナポリタンには粉チーズを沢山かけたい派です。
ピンク・ジンジャーエールが売れているかどうかは知りませんが成分表示にのみに紅ショウガを載せていたら
どうなったのか?
ちょっと気になるところです。
さて
どっちがいいのか?判らない…悩む。
ってケースはあなたもあると思います。
チラシを使えば答えは出ます。
両方作ってみればいいのです。
どっちが反響が取れるか?
市場に聴くことができます。
それと
自分では良くできたチラシだと思っていても反響が取れないこともあります。
へこむことでしょう。
1回であきらめてしまう方は本当に多いです。
ただ
ほんのちょっとの言葉のニュアンスを変えるだけで
反響が取れるチラシに変わるケースもございます。
イケると思って始めた
あなたのご商売。
お客さんになる人は100人に1はいるはずなんです。
問題は
知らないだけ。
ちゃんと伝わってないだけなんです。
チラシでできるんです。
良くできたキャッチコピーを添削してみた
チラシではないのですが電車のドアのガラスに貼ってあった広告が
気になりました。
こちら
イライラ性敏感肌って知ってる?
「おぅやるな」良くできたキャッチコピーです。
思わず携帯を取り出して写真を撮ってしまいました。
イライラ性敏感肌?
おそらくメーカー側の造語だと思います。
敏感肌だけではなく、ストレスがかかることは、
ほとんどすべてがイライラに繋がりますからね。
まあ、こういった考え方をする人には全く反応は
取れないと思いますが…
私のことかも?と思わせる
この広告を見た女性は
「私のことかも?」と気になる方はけっこういると思います。
イライラって
ひとりっきりでするのは問題ないのですが、
イライラすることで周りに迷惑がかかったり、
嫌な空気になったり、ケンカのもとにもなったりします。
で
イライラが収まったら
「なんであんなこと言ってしまったんだろう」と自分の言動を後悔したり、
「私ってもしかしたら性格悪い?」と自己嫌悪したりします。
イライラする=感情をコントロールできない。
なのですが
イライラの原因が特定できれば
イライラするのは自分のせいではなく、「○○のせい。」と楽になれる。
誰もが心の中で思っていることかもしれません。
「私の敏感肌はイライラ性敏感肌かも?」
「いやきっとそうだ!」
となってしまえば、
行動に移したくなる
「じゃあどうすればいいの?」「もっと知りたい!」
となります。
で
「イライラ性敏感肌」とスマホで検索。
造語なのでもちろんメーカーのページが
一番上に出てきます。
それってイライラ性敏感肌かも?とチェック項目があるので
見ずにはいられません(笑)広告を打つ側の思い描いた通りになります。
それともう一つ
「知ってる?」これもいいですね。
「知ってますか?」「ご存知ですか?」ではなく
タメ語で「知ってる?」です。
これって使い方は意外と難しいですよね
あなたの周りにも、年下でもタメ語を使う人はいることでしょう
で 大きく2つに分かれますよね
1、タメ語で話されてもまったく気にならない人
2、ちょっとむかつく人。
おそらく、「キャラクター次第」なのではないでしょうか
イケメンの王子様風のキャラからなら
逆にタメ語の方が親近感が沸いてうれしい女子は多い事でしょう(笑)
キャッチコピーの基本
「多くの人が抱えているだろう」という悩みを
「私のことだ!」「私もそうかも?」と思わせ、
「で、どうすればいい?」「詳しく知りたい!」と思わせ
行動に移させる仕掛けがうまくできていますね。
キャッチコピーが浮かぶ方法とは?
60代 階段がつらい。
70代 走るのが気持ちいい。
あいかわずサントリーはキャッチコピーが上手ですね。
ただ
あなたのチラシのキャッチコピーの参考になるかと言えば…
どうでしょう?
なるかもしれませんが、そうではない方の方が多いのかもしれません。
なかなか良いキャッチコピーが思いつかないって方は多いのではないでしょうか?
キャッチコピーが簡単に浮かぶ方法
まずやって欲しいことは3つに分けて考えること。
1、どのような行動をしてもらうかを決める。
2、アピール文章を考える。
3、キャッチコピーを決める。
ひとつづつ説明ししていきます。
最終的にどう行動して欲しいのか?を決める。
「商品・サービスを売ること。」と思ったかもしれませんが
チラシで「買ってください。」と言っても、
ほぼ買ってもらうことはできません。
私がよく言う料金表やメニュー表にしか見えないチラシは
まさにコレです。
チラシでは最初の一歩を踏み出してもらうことを重点的に考えましょう。
そうすることで反響は出やすくなり、
反響がでれば
・モチベーションに繋がります。
・お客さんの声が聴けます。
・次のチラシのアイデアが浮かびます。
そのために
集客商品を考えてください。
・プレゼント
・無料相談
・低価格商品・サービスなど
集客商品がなければ
ご気軽に問い合わせ下さい・ご来店お待ちしております。
でも大丈夫です。
アピールする文章を考える。
最も重要なことは「想像してもらうこと。」
その商品・サービスを手にすることで
どうなれるのか?
「○○になれるかもしれない」
「○○が解消するかもしれない。」
と想像してもらうことができるかどうか?
で大きく反響が変わります。
補足として
事例・口コミ・お客さんの声・証明・プロフィール
期間限定・人数限定・地域限定 など
キャッチコピーを考える。
チラシにおけるキャッチコピーの役割は
まずは、キャッチコピーを見てもらい、興味を引き、
次の文章を読んでもらうこと。
商品・サービスを売るためのものではなく
いかにチラシに目を通してもらうか。ってことです。
キャチコピーの基本は
不安を煽る
「○○に困っていないですか?」
恐怖を煽る
「知ってましたか?このままでは○○になるかもしれません。」
欲望を煽る
「○○になれたらいいと思いませんか?」
同調現象を煽る。
「みんな○○してますよ。」
で
「私のことだ」と同意を得ることができれば
キャッチコピーの役割は終了です。
「私のことだ」と思わせるのが重要です。
大切なことなのでもう一度言います
私のことだと思わせるのが重要です。
そのためには
ターゲットを絞ること。
なるべく具体的にターゲットを絞ることをおすすめします。
具体的にターゲットを絞ることで「私のことだ」となる可能性が上がります。
それと
経験することで解ることなのですが、
ターゲットを絞ってチラシを作ったのに
「自分が想像していた人物像と違った反響が結構出たりします。」
「私のこととちょっと違うけど、私の場合だとどうなんだろ?」
「こんなケースはどうなんだろ?」
「こんなことは対応できるのか?」
「○○に応用はきくのか?」
と、気になってしまう方はけっこういます。
こういった反応が取れれば、
今度は「その人用のチラシ」を作ればもっと反響が出たりします。
長くなってしまったのでまとめます。
①チラシを見た方に、まずはどう行動して欲しいか決める。
②行動してもらうためのアピール文章を考える。
③アピール文章からどんな人なら喜んでもらえるか?ターゲットを決めて
キャッチコピーを考える。
3つに分けて考えることでキャッチコピーは浮かびやすくなります。
ぜひやってみてください。
出来上がったら私に見せてください。
下書きの状態でかまわないので送ってくださいね。
私だったらどんなキャッチコピーにするかお答えします。
どっちがいいキャッチコピーが浮かぶか勝負です(笑)