チラシ集客のアイデア

【気になったチラシを添削してみた⑧】ロングセラー商品に学ぶチラシ作りのヒント

マーケティングしてる

チラシではないのですが、今回添削するのは「トゥームスリーパー」です。

非常に良くできれるので、あなたのチラシの参考になると思います。

ご存知の方も多いと思いますが、トゥームスリーパーはショップジャパンという会社が販売していて累計700万枚売れているロングセラー商品です。

以前に、私はショップジャパン社長が書いた本を読んだことがあるのですが、おススメの一冊です。

あの有名なビリーズブートキャンプを独占販売していたのがショップジャパンで爆発的に売れたのにあっという間に終息してしまった原因のことや、その失敗体験を活かして、商品を売り続けるためにはどうすればいいのか?トゥームスリーパーをどうやってロングセラー商品に押し上げたのか?商品・サービスを売り続けるためには何が必要か?などが学べます。

ロングセラーを呼ぶマーケティング ショップジャパン代表 ハリー・A・ヒル
通販の天才がついに明かす。売れ続ける商品づくりと宣伝、セールス戦略

マーケティングのプロに学ぶチラシ作りのヒント

まずは新聞1面で出ていた広告をご覧ください。

見やすく、わかりやすい良くできた広告だと思います。

細かく解説してみました。

メディア戦略

通販と言えばテレビショッピングと連想しそうですが、ジャパンネットタカタの社長曰く、チラシや新聞紙面広告、カタログなどの紙媒体が売れ上げのほとんどを占めるそうです。

テレビCMはより多くの人に知らしめるには優れていますが、即反応する人は紙媒体に比べると少ないようです。考えてみると、テレビをペンを持ちながら見る人はほとんどいません。

「一瞬。いいね。欲しい。」となっても画面が変われば、自分にとっての重要性が薄れ、脳は重要と判断しなければ、直ぐに忘れるようにできているってことです。

そこで、紙媒体を使うことで、忘れられていた「そう言えばいいねと思っていた。」記憶を呼び戻して、もう一度重要かどうか判断するようになります

キャッチコピー

キャッチコピーで「私のことだ」と思わせることが重要って話をよくするのですが、この広告では使っていませんね。トゥームスリーパーが6月30日まで 半額以下&送料無料。一番最初に期日限定とメリットを書いています。

注意して欲しいのが「こんなやり方もありなんだ。」とマネをしてはいけないってことです。認知度がある前提で、このヘッドコピーになっています。

あなたが思っている以上にあなたのお店の認知度はないのでマネをしても誰も見てもらえません。

やはりキャッチコピーの王道は「わたしのことだ」と思わせて、興味を引き次を読んでもらうことです。

期間限定

この広告は6月28日(日)の日経の朝刊に載っていたのですが、6月30日(火)までは絶妙だと思います。

商品・サービスによって、本日限定。10日間限りなど色々と考える必要があると思いますが、「3日間しかない。」はなかない良いです。

「買っちゃおうかな」の気持ちが強ければ、決断が速くなりそうですし、「本日限定」と言われると逆に「煽られている感」を刺激されます。

恐らくこの商品には「3日間限定がちょうどいい」という結論をテストマーケティングを通して導き出したんでしょう。

それと日曜日に出しているのも憎いですね。
いつもより遅く起きた朝、ゆっくり新聞に目を通す。寝すぎて腰が少し痛い状況でこの広告をみたら、「トゥームスリーパーっていいかも」となる光景が浮かびます。

今ならお得

「今買う理由」をうまく使っています。

半額以下。送料無料。セット価格で安くみせる仕掛け。

更に、家族の仲が良ければ、自分だけ買うのも気が引けるって方もいます。
よく見ると2枚目から更にお得※詳しくはオペレーターまでとあります。

「どれくらい安くなるのか気になる。」と思わず電話してしまったら、買う方向に引きずり込まれますw

社会的証明

社会的証明も上手に使っています。

実績 

国内出荷枚数700万枚突破

データ

一般的な寝具と比べ、体圧が分散され、睡眠中の腰や肩にかかる違和感が軽減されることが実証されました。※芝浦工業大学調べ

お手軽、簡単

寝具の上に敷くだけ。

有名人の声

中田久美(バレーボール日本代表)の私も使っている。

なんとなくの安心感 

日本製。

あなたのチラシに社会的証明を使うヒント

社会的証明に関しては大手じゃないし、実績もないしと思われるかもしれません。ヒントとすると

今売れてます。当店人気ナンバーワン。公共のデータを引用。新聞などの切り抜き。おススメの使い方。

同じような商品サービスを有名人が使っているかどうか?調べる。アンテナを張っておく。

など色々できると思います。

保証

ご満足いただけなければ、ご使用後でも返品OK!
・60日間返品保証
・購入後も安心!1年間交換保障

「使ってみなければ良さはわからない。」
「自分に合うかどうかわからない。」

誰でも考えることです。

「使ってみて自分に合わなければ返品できるんだ。」という安心感は大きいです。

保証に関しては、一言でいうと「度胸」です。

それと保証期間は長ければ長いほど売れます。

自信がある商品サービスなら保証をつけることをおすすめします。
逆に言えば、自信がない商品・サービスは売るべきではないってことになります。

もう少しヒントを言うと条件をうまくつけること。
「そりゃそうだよね」と思える条件をつけつつ、保証をつけて下さい。

アクセス方法

ご注文は今すぐお電話で!24時間・年中無休・通話料無料

当たり前のことですが「でどうすればいいの?」となったとして、
「えっと~」となった時に「どうすればいいのかわかんない。」ってチラシをたまにみかけます。

来店して欲しいのか?電話をして欲しいのか?SNS、ホームページYouTubeに誘導したいのか?まずは何をして欲しいのかわかりやすく誘導してください。

電話をして欲しいのなら、ただ電話番号を載せるだけではなく、
「ご注文は今すぐお電話で!」「まずはお電話!お待ちしております。」と誘導してください。

最後の一押し

「いいね。買っちゃおう」となり携帯を手に取る。しかしここで、「ちょっと待てよ。」となるんです。
何とここで約50%の人が買うのをやめるそうです。

理由は、脳には「損失回避」というリミッターがついているからです。

今ならお得だし、今買わないと損だし、返品保証があるし、「よし買っちゃお」となればいいのですが、それでも「う~んどうしようかな?」となります。

そこで大事なのが最後の一押しです。

見落としがちな細かい部分が決め手になったりします。

この広告では
※キャンペーン期間終了後、低反発枕と肌掛布団はセットではありません、送料は別途1200円かかります。

基本的には「う~んどうしよう」「後でもう一度考えよう」となったらほぼ売れないのですが、一部の人は「もし買うんだったら、今買わないと損」という部分が決め手になったりします。

もう一つこの広告でやっているのは

いつでも電話相談

「欲しいと思ってるんだけど決めきれない。」「もう少し詳しく知りたい。」人を拾う仕掛けも載っています。

欲しいと思ってるんだけど決めきれない人は、無意識で背中を押して欲しいと思っているので電話相談したらほぼ買うと思います。
もう少し詳しく知りたい人も、その1点が納得いったら買ってしまいます。

次回予告

さていかがだったでしょう。

良くできた広告を紐解いていてみると、あなたのチラシのヒントになる部分はたくさんあると思います。気になった広告があったらぜひあなたも分解してみてはいかがでしょう。

実はもう少し書きたいことがあるのですが、長くなってきたので次回にします。

次回の内容は、私が思う載せない方がいいと思ったことと、この広告をみて買っちゃおうとなったのですがやっぱりやめた理由。私の脳内の思考の流れを書きたいと思います。
お楽しみに。