今回もOATH(オース)の法則とチラシポスティングの考え方を解説します。
前回、オースの法則問題意識の4段階
1段階目 O(Oblivious):無知 2段階目 A (Apathetic):無関心 3段階目 T (Thinking):考えている 4段階目H (Hurting):困っている
の4段階目H (Hurting):困っている。を解説しました。
「困っている。」「何とかしたい。」「すぐに欲しい。」といった「今すぐ客」を集客することは、ネット集客では実は「コストが掛かってしまう。」弱肉強食の世界でチカラがある方が勝つことになる。
チラシポスティングなら あなたが力のない個人や中小であっても、きっちりポスティングできるのなら集客できる。
チラシの良し悪しよりも、タイミング。「必要な人に必要なタイミングで告知できるかが鍵」という話をしました。
詳しくはコチラ
目次
T (Thinking):考えている。の基本
さて今回は3段階目 T (Thinking):考えている。気になっている。についてです。
問題を認識している状態です。解決策を求めています。
ザックリいうと。「簡単・楽・安い」に反応します。
「誰でも簡単」「たった○○するだけで」「今なら半額」とかです。
ただ、実際には大きな幅があるので、如何に「私のことだ」と思わせることが重要になります。
T (Thinking)4つの段階
T (Thinking)を4つの段階に分けてみました。
※T (Thinking)からH (Hurting)に向かってグラデーションが掛かっているイメージで捉えて下さい。
例として英語でいきましょう。
日本人なら恐らく誰もが英語を話せた方がいいと思っていると仮定します。
1、無欲
ちょっと表現が難しいのですが、全く興味がないのではなく「ほんの少しだけ」は興味がある段階です。
「英語を話せるようになりたいな~」とちょっとだけ思っている。しかし何もしていない状態です。
2、意欲
気分でコロコロ変わる状況です。
英語を覚える簡単な方法はないかな?安上がりに覚えられないかな?と考える。チョットやってみても「やっぱ無理」と簡単にあきらめる状態です。
3、意志
教材を買ったり、駅前留学しようとなれば(意志)の段階になります。もしくは、行動しようと強く思っている状態です。成し遂げようと一度は思います。継続できるかは人によります。
4、決意
絶対に英語を覚えようとなれば(決意)になります。高額な商品サービスでも反応します。話せるようになるかは別の話ですが…
車でも例えてみましょう。
1.あった方が便利だけど、ランニングコストを考えて今はいらない。
リース契約なら、心が動くかもしれません。カーシェアリングならどうでしょう?
2.車が欲しいと思っています。「何かを買おう」と決まっていても、「何を買うか」は決まっていない。
この段階ですと「安さ」がポイントですね。集客商品を用意して、来店したら、ニーズを聞き出して、アップセルです。
3.「何を買うか」は決まっていても「どこで買うか」は決まっていない。
商品を絞った上で他社と何が違うのか?、どんなメリットがあるのか?、アフターサービスは?
さて
私のことだと思わせるために必要なことは如何にお客の気持ちを理解できるか?に掛かってきます。オースの法則ののT (Thinking)の段階を理解した上で今一度、コチラの記事を読んでみてはいかがでしょう。
ネット集客それともチラシ集客
ネット集客にしても、チラシ集客にしても、基本的にはT (Thinking)を狙います。広告を出す場合、読み手に「私のことだ」と思わせることが大切です。
ネット集客にするか、チラシ集客にするかというより、広告を出すか、キーワード検索でホームページやブログを見つけてもらうかの違いです。
「私のことだ」と思ってもらうなら、広告を出すしかありません。
広範囲での集客ならネット。
地域密着型なら強くチラシポスティングをお勧めします。