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面白いストーリーには名脇役が欠かせない
最近ハマっている「僕のヒーローアカデミア」のセリフでまた一つ
良いのがありました。
「誰もが他人の人生の脇役であり、自分の人生の主役なんだ。」
私のお勧めのマインドセットの「主人公マインド」の話は何度かしたのですが、今回は「誰もが他人の人生の脇役」という部分にスポットを当ててみたいと思います。
映画でも、ドラマでも漫画でも、小説でも、面白いモノは、主役以外に名脇役が欠かせません。
商売をしているということは、あなたは「お客さんの人生の脇役」になります。
脇役と言っても、記憶に残らない「店員A」で終わるか、何度も出てくるレギュラーになるのか準レギュラーになるのか、大きな違いがありますね。
更には、お客さんの人生を変えるようなキーマン(重要な役)になるかもしれません。
店員Aにはなるな
さて
店員Aで終わるか、キーマンになるのか、レギュラー、準レギュラーになれるかの違いは何でしょう。
まずは「また来たい。」「また頼みたい。」と思ってもらえるかどうかになります。
では「また来たい」と思ってもらうためにはどうすればいいのか?
お客さんの想像を1%だけでも超えることです。
知ってましたか?顧客満足度では「また来たい」にはなりません。
想定の範囲内を超えていないからです。
では、お客さんの想定の1%を超えるにはどうすればいいのか?
サービスやプレゼントもいいのですが、利益が削られるかもしれません。
お金をかけないでやる方法は「素直に喜ぶ」です。
熱烈歓迎を体現する。
チラシポスティングで例えます。
一生懸命考えて作ったチラシを汗水たらしてポスティングして「チラシ見たんですけど」とお客さんが来てくれた。
飛び上がりたいほど嬉しいはずです。素直に喜んでいいんです。いやむしろ飛び上がっちゃってください。「熱烈歓迎」をお客さんにわかるように伝えて下さい。
お客さんからしても熱烈歓迎されていると感じたら、「悪い気はしません。」嬉しく感じます。「好印象」を与えられます。「また来よう」となる可能性が上がります。
名脇役になる。
そしてお客さんがもう一度来店してもらった時が更に重要です。
レギュラーになれるのか準レギュラーか店員Aかが決まります。
何をしなければならないかと言うと
「お客さんを覚えておくこと」です。
お客さんからすれば、初めて行った時にあれだけ喜んでくれたのだから
「私のことを覚えているはず」と期待しています。
それをあなたが
「見たことある感じだけど、誰だっけ?」
というような態度を取ってしまえば、がっかりです。7割の人はまた来ようとは思いません。
覚えておく自信がないなら仕事終わりに必ず
どんな会話をしたのか、思い出しながらメモや日記をつけてください。
〇〇のことなら〇〇さん
想像してみて下さい。
あなたが1回行ったお店にまたに行った時に覚えていてくれたとなれば嬉しいはずです。
「何気ない会話」を覚えていてくれたとなれば
承認欲求が満たされます。そのお店に行く「意味や理由」ができます。
そしてあなたにとって「特別な存在」になるんです。
「誰もが他人の人生の脇役であり、自分の人生の主役なんだ。」
自分の人生の主役を演じながら、お客さんの人生の名脇役になってください。
名脇役になるために必要なことは
まずは「あなたがしてもらえれば嬉しいこと」をすること。
そうすればお客さんの想像、想定の1%は超えられるはずです。