以前、出張の理容店のお店のチラシを配っていたことがあり
ついでに「包丁研ぎ500円」をのせたところ
かなりの反響があったそうです。
そのお客さんいわくチラシ代とポスティング代にはなると言ってました。
目次
プラスサービスはできないでしょうか?
なにやら「靴磨き」が密かにブームになりつつあるようです。
東急ハンズでは靴磨き関連商品の月間売上がここ1年間前年同月の売上を上回っているそうです。
ネットで検索してみると出張靴磨き店はけっこう出てきました。
意外と若い職人が増えていたり、フランチャイズとして独立する人も増えてきているようです。
小料理店・居酒屋などの飲食店や理容店・クリーニング店・スポーツクラブ
などでも活用されているようです。
今の若い人はコスパ世代とか言われていますが、「高くても良い靴を買って長く使う。」という考え方をしている人も多いとか
そういえば私がサラリーマンをしていた時もけっこう靴にはお金をかけていました。
待ち時間・滞在時間中を利用して靴磨き。
あなたの商売でプラスサービスはできないでしょうか?
興味があれば少し勉強してみてはいかがでしょう
あなた自身やスタッフができないとしても、近所に靴磨きや靴の修理をしている店があれば持ち込みや、出張などでコラボもできると思います。
もともとあなたが靴にこだわっている方なら入りやすそうですね。
とりあえずは
常連のお客さんに聞いてみるとかお店にPOP(チラシ)を貼ってみるとかして反応をみてはいかがでしょう?
2,3人でも反応があればチラシに載せてポスティングです。
もう少し行きます
会議中に靴を磨いてくれるサービスがあるそうです。 1足あたり700円(足だから1400円?)で 4~5人集まればきてくれるようです。
自分で磨くより仕上がりが良い。 靴磨き店に行くより時間を有効に使える。 周りがやるなら「じゃあ自分も」と開始から3週間で20件の利用があったそうです。
「〇〇をしながら〇〇を」
いいアイデアだと思います。
さてどうでしょうあなたのサービスに活かせませんか?
お客さんの時間を拘束するサービスは結構ありますよね?
理美容、マッサージ、メガネ店。
待ち時間があるサービスでもできそうです。
あくまでもアイデアなので靴磨きをしろって言ってるわけではありませんし 何もプロ並みに仕上げる必要はないと思います。
肩もみでも、耳かきでも、爪切りでも なんでも良いと思います。
ようは
チラシに「靴磨き券」や「耳かき券」をつけてみたらどうでしょうってこと。
アイデアが浮かんだらとりあえず試してみようってこと。
繰り返し継続することであなたのことを覚えてもらったり あなたの店のある場所を知ってもらえたり 「なんかおもしろそう」と思ってもらえたり 忘れられなくしてくれたりします。
値下げ競争に加わらず独自のサービスでお得感を
「〇〇しながら〇〇作戦」ぜひ考えてみてください。
ギフト券って作れないですか?
レストランの食事や旅行など「体験型」のギフトを送る消費者が増えているそうです。
日経新聞の20~60代男女1000人アンケートでは、約9割が体験型のギフト券を送られるとうれしいと答えたとのこと。
スーパーや百貨店での集客ではよく出てくる 「モノ」から「コト」への消費の流れがギフトにも鮮明に現れているようです。
具体的にもらいたいギフトは?
レストランなどの外食利用券 ・旅行宿泊券、エステ・スパなどの美容関連サービス、趣味など習い事、スポーツ・映画、家事代行パーティー参加券。
うれしい理由は?
新しい体験ができる。生活の楽しみの幅が増える。
さて
あなたのご商売でもほぼほぼ 当てはまって来るのではないでしょうか?
やらないてはないですよね?
アイデアが浮かんだら、 今すぐお店にPOPを貼りましょう。
父の日に、お中元に、誕生日プレゼントに ひと夏の体験に
あなたの大切な方に・・
「〇〇ギフト」
「いや~なにしていいのか 浮かばない・・・」って方は
お客さんに聴いちゃいましょう!
リピーターの方がいればその方に、新規の方に対しては、今まで以上に全力で「おもてなし」をして下さい。
自分が体験して良かった。楽しかった。美味しかった。と思ってもらい手応えありと感じられたら
「今、〇〇のギフト(あなたの商売を当てはめる。)を送るのが流行ってるみたいで、うちの店でも導入しようと思っているのですが、なかなかいいアイデアが浮かばなくて、〇〇さんなら、どんなサービスがあれば、プレゼントしたいと思いますか?」と聞いてみてください。
これって
ギフトのことだけではなく、
サービスへの不満があれば気づくことができたり 、
リピーターの方なら、
普段は言えない、「実は、ここんところこうしてほしいと思っていた。」ことが炙り出てきたり、
チラシのヒントにもつながることなのでぜひ、実践してみて下さいね。
こだわりをアピールできていますか?
先ほど食べたカップラーメン 。 「召し上がる直前に入れて下さい」と書いてあるスープ。
粉末のスープはお湯を入れる前、液体のスープはお湯を入れた後にと書いてありました。先に全部入れると若干まずくなるかもしれないので
「仰せのままにご主人様~」となったのですが(笑)
どう違うのか?どれだけ味が変わるのか?
気になってしまったので ちょこっと調べてみました。
油脂分を含んだスープは先に入れるとめんにまとわりつき水分の吸収を阻害する。香味料を含んだスープは直前に入れたほうが香りがいいとのこと。
残念ながら「ほぉ~!」ってことではなかったです・・・
さてカップラーメンひとつとっても開発者は かなりのこだわりを持って作っているはずです。それなのに なぜ?という理由を書かずに、 ただ「先に入れて 後に入れて」だけでは、もったいない気がします。
「こうこうこうゆう理由で後に入れて欲しいんです。」と熱い思いが伝わってきて、「うまい」と感じたなら、その商品のファンになる可能性が高いのは私だけじゃないと思います。蓋の裏に製造秘話なんてあったら食べてる間、結構な確率でじっくり見てもらえる気がします。
突然ですが
あなたの商品の売りはなんですか?
あなたのサービスのこだわりはなんですか?
チラシでアピールして下さい。
共感してくれる人は、近所にかならずいると思いますよ。
チラシであなたのこだわりを教えてあげて下さい。
メリットは伝わっていますか?
昨日かかってきた営業電話の話
2~3分、営業マンが一生懸命説明していたのですが 「スマフォの画面が3Dになる。」ということと、 とにかく会って説明したい。というのは解ったのですが、あとの部分は専門用語ぽい言葉で何を言っているのかわからない。 今時点で、興味がわかない。
叩き切ってやってもよかったのですが、 私もテレアポの辛さは、よく分かっているので質問をさせてもらいました。
「私の商売は広告代理店で、お客さんの集客の手伝いをしています。 その私にとってその商品はどんなメリットがあるのか?教えてくれ」と。
すると営業マンは「新しい商品なので、メリットがあるかないか説明にお伺いします。 10分でいいのでお時間を下さい。」と言ってきました。
「・・・」
面倒臭くなったので「もういいです。」と電話を切りました。
さて認知度のない新しい商品なら説明や体感が必要というのはよく解ります。 きっと画期的で素晴らしい商品なのでしょう。たぶん?
しかし自分にとってメリットがありそう、おもしろそう と感じなければ いくら「凄くいい商品なんです。」「画期的なサービスなんです。」と、 言われても心に刺りません。
とにかく電話をかけまくり、数撃ちゃ当たるかもしれませんが、 精神的にはかなりきついと思います。
やはりどんな人ならメリットを感じるのか? どんな商売なら、喜んでもらえるのか?を考え「こんなことに困ってませんか?」 「こんなものがあったらいいと思いませんか?」と組み立ててからではないと厳しいと思います。
さて、 チラシを配ったが思うように反響が出なかった・・・あなたも同じ事になっていないでしょうか?
大切なのは 「いいね。」とメリットを感じてもらうこと。
あなたの商品・サービスで何ができるのか?
どんな人だったらメリットを感じてくれるのか?
書きだして下さい。
そして 仮説を立て 「その人用のチラシ」を作り、ポスティング
自分でポスティングできるのなら、3,000~5,000円でテストができます。
これは私の持論ですが、「いいね」と思って始めたあなたの商売の商品・サービス。「いいね」と感じてもらえる人は100人に1人は、いると思います。
ただ単に、メリットが伝わってないだけ
1回やってダメだった。終了・・・ほんとに多いと思います。
ユニクロの柳井さんでさえ「10回やって9回は失敗している。」と言っています。
ダメでも、また仮説を立てて作って下さい。
それに面白いことに「その人用」に作ったチラシで 他の人から「こうゆうのはできますか?」「こうゆうのはないですか?」ということはよくあります。
仮説をたて、ターゲットを絞って配ったチラシから想定外の反応を受けることはよくあります。
次は、想定外だった「その人用」のチラシを作る。 反響率が上がる。
少しズレていた、あなたの目線と顧客目線が修正できるんです。
さあ 紙とペンを用意して 手書きでとりあえずチラシを作ってみて下さい。
チラシからの集客後、絶対やって欲しいこと。
チラシを見て来店してくれた方に対して「なぜ?来店してくれたのか?」「どの部分が気になって来店してくれたのか?」を聴き、今後のチラシ作りの参考にして下さい。
そう言われても「上手く聞き出せない。」「想像できる範囲内のありきたりの答えしか得られない。」って方けっこう多いようです。
そこでどのようにすれば建前ではなく本音を聴きだせるのか?
解説したいと思います。
本音、本心を聴き出すためには警戒心を解き信頼感を上げる事が重要です。警戒心を解くためには「コミュニケーションを図る」こと。
コミュニケーションを図ためには、色々とテクニックがあるのですが、(私は20代後半は、飛び込み営業や訪問販売をしてきたの でけっこう勉強しました。)
ここでは一番簡単な方法をお伝えします。
相手に心を開いてもらうためには、あなたが先に心を開くこと。
そんなの当たり前の話と思ったかもしれませんが、実は、あなたが相手に心を開くのが苦手っだたり、 「この人苦手かも?」と人によって上手くできなかったり してないでしょうか?
さて一生懸命考えて作ったチラシを汗水たらして自分でポスティング。
お客さんが来てくれた。相当嬉しいはずです。
心の中で「ガッツポーズ」がでているのではないでしょうか?
その気持を、素直に チラシを見て来店してくれたことに対して想いのままのあなたの言葉で「感謝しています。」と伝えて下さい。するとどうなるか?
お客さんからすればこの人「心から喜んでいるみたい。」「なんだか、やたら感謝されているみたい。」と感じてもらえれば
あなたに対する警戒心は一気に下がります。そのタイミングで
「今後の参考のために、ぜひ、お伺いさせていただきたいのですが・・・」
と聴けば「チラシが入ってたから」「ただなんとなく」ではなく、
「真剣に答えてもらえる。」方が増えてきます。
そういった声を集めることができれば、あなたのチラシはドンドン反響出るチラシに変わっていきますよ。
「嬉しい気持ちを素直に伝える。」
ぜひやって下さいね。
まだそこまでの段階にいってない方まずは、紙とペンを用意して手書きでチラシを作ってみて下さい。出来上がったら、とっとと印刷してポスティング。反響が出たら今日の記事を参考にしてもらい
イマイチな反響だったらご気軽にご相談ください。
できれば、一回やってみてから相談を受けてもらったほうが、
私のアドバイスが「腑に落ちやすい」のですが、ポスティングする前に、自信がないので添削してほしい方もご気軽にどうぞ