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ウォールマート アマゾンに対抗
米ウォールマートが本格的にサブスクリプション(継続課金)サービスに乗り出すとの記事が日経に、年会費(一部報道によると98ドル)を払う客に対して、生鮮食品や日用品、家電などの幅広い商品を配送料無料で当日中に届けるとのこと。
ウォールマートの強味は配送拠点となる店舗が全米内に4700箇所あり米国民の9割をカバーできること。(Amazonのは生鮮食品は都市部のみに限られる。)
米国の生鮮食品のネット売上は6月に72億ドルとなり、利用者は4560万人。
コロナの影響で3月から増加傾向で19年8月比金額ベースで6倍。人数ベースで3倍に、ウォールマートも、前年同月比97%増。
一時期アマゾンエフェクトやらでウォールマートも危ないと言われていたのですが、コロナの影響で復活してきたようですね。
かたや日本はと言うと、
イオンは19日、千葉市内に次世代型のネットスーパーに対応した自動倉庫を建設すると発表。店舗を介さず、倉庫から消費者に直送する仕組みとのこと。次世代型ネットスーパーは23年に始める予定とのこと。
「3年後か…」
ちょっと時間が掛かり過ぎる気がするのは私だけじゃないはずです。
10年前から普及せず
ネットスーパーではないですが、コンビニでは10年以上前から宅配に力を入れてきていたのですが、収益化できずにいます。
配送料が合わない。人件費が合わない。と言っていますが、一番の問題は普及しなかったこと。庶民に浸透しなかったからです。
お米や水などの重たいものは間違いなく、宅配してもらった方が楽なはずです。誰もがみんな、重たいものは宅配で頼むのが当たり前。という常識を作れなかったことが大きな問題です。
普及させるポイントは悔しさ
もし近所のママ友に
「えっ?お宅わざわざそんな重い物歩いて買いに行ってるの?大変ね~宅配頼んだら楽なのに」とか「まだ買い物なんていってるの?遅れているわね~」なんて言われたら
「キぃ~悔しい~」となりあっという間に普及しますw 電動自転車はまさにこんな感じで主婦から広がりました。
コロナの影響で日本でも急速に普及していくのでしょうか?
まずは「不在の問題」がありますよね。モデル地域を決めて保冷完備の宅配ボックスを配ってみてはどうなんでしょう。ウォールマートのようにサブスクにするなら、注文するパットをレンタルして、使い方が分からない人には店舗で教えてあげれば良いと思います。
さて大手企業の話より気になるのは個人や中小企業の話ですよね。
個人や中小企業が淘汰の波に飲み込まれないために何をすればいいのかを語りました。
内容は商売の肝は、「守るべきモノを死守すること。」「覚えること。」と「覚えてもらうこと。」ぜひご覧ください。