チラシ集客のアイデア

たったひとつの説明不足が機会損失に…【気になったチラシを添削してみた㉙】

ストップ

今回紹介する広告は日経Gooday。ウェブマガジン&名医紹介&電話相談というサブスクWebサービスです。

この広告のコピーを考えた人は凄いです。語彙力が半端ないです。

是非、あなたの商売に当てはめて考えてみて下さい。こういったことをするクセが付けばきっと多くの人が反応してしまうコピーが書けるようになります。

キャッチコピーのヒント

今日から始める筋肉貯金

「今日から始める○○貯金」
継続してコツコツやることなら、○○にハマりますね。考えてみて下さい。

・なぜ50代から筋肉貯金をコツコツするべきなのか?

50代の私からすると知りたくなります。

・「筋肉体操」の先生が指導!3つの筋トレでみるみる筋肉が貯まる!

○○でみるみる貯まる 「みるみる」って表現いいですね。何かホントに貯まりそうな気がします。

・糖質不足はNG!タンパク質だけでは筋肉貯金には不十分!

「えっそうなの?」と思わせる表現ですね。

認知症から逃げ切る。

これも面白い表現ですね。「○○から逃げ切る。」逃げ切れればメリットを感じることがあれば使えそうです。老化現象のことなら、ほぼいけますね。

私は逃げ切れなかったのですが「ハゲから逃げ切る方法」とか知りたかったですw

・逃げ切れれば勝ち?認知症リスクを下げ、天寿をまっとうするには?

「天寿をまっとう。」いいですね。

・認知症リスクを減らす食事の鉄則!カギとなるたんぱく質と多様性

「○○リスクを減らす鉄則。」「カギとなるのは○○。」

・認知症の予防効果「より高い」運動はこれだ!

「より高い○○はこれだ!」これだ!って表現は力強いですね。

つらい「坐骨神経痛」を自力で治す!

「自力で○○! 」これもいいです。 これも力強い言葉ですね。

・坐骨神経痛の再発を防ぐ「姿勢」の法則

姿勢を良くするって背を伸ばすぐらいしか思いつかないので逆に法則とか言われると気になります。

・坐骨神経痛を手術なしで治す。お勧め体操6選

ちょっと知りたいです。

・お尻や脚が痛む「坐骨神経痛」の原因は腰にあった

「原因は○○にあった。」いいですね。

年々感じる「体力の衰え」の正体とは?

知りたいです。

イメージ通りに体が動かない…年を取ると衰える「巧級性」って何?

何なんでしょう?

鉄板のコレステロール対策

「鉄板の○○対策」 これは使い勝手がよさそうですね。 色々当てはめてられそうです

結局、卵はどれだけ食べていいのか…誤解多きコレステロール

「誤解多き○○」も使えそうです。派生して「謎多き○○」というのが頭に浮かびました。

ちなみに「タマゴは1日2個までしか食べてはいけない。」とずっと信じていましたww

悪玉コレステロールを下げるのは運動?食事?

○○に良いのは運動?食事? これもいいですね。

さてさて

どうだったでしょう?

解説されると、この文章を書いた人の凄さが解りますよね。

一行の文章も手を抜いていません。

しかし

残念なことにこの広告は「詰めが甘い」ってことが発覚しました。

申し込もうと思ったのに止めました

このWebサービスは健康の知識を得れるだけではなく、名医を紹介してくれるサービスと電話相談を24時間受けれるようです。

「へえ~いくらなの?」と思ったら、1か月無料体験できるようです。

で、その後794円 日経読者なら560円だそうです。

「いいね」と思って「申し込んじゃお」となったのですが、よく見たら、「日経ID決済で購読中の方」となっていました。

「えっ?日経ID決済って何? 銀行引き落としと違うの?」

そのことが載ってません。電話番号も載ってなかったので

面倒くさくなったのでとりあえずやめました。

私と同じように感じた方は結構いると思います。

「取りあえず今回はやめとこう」「また今度考えよう。」は

ほぼやりません。

ID決済の意味がわかんないだけで終了です。もったいないですね。

さてさて

あなたのチラシも「たったひとつの説明不足」のせいで、反響が出ないのかもしれません。特に「お金が絡む」部分は細心の注意を払ってください。