アメリカ老舗ブランドのブルックスブラザーズが経営破綻。
コロナの影響による店舗の営業停止が響いたとのことですが、
「創業200年を超える企業がコロナの影響で潰れるのか?」って思います。
私の勝手なイメージなのですが、ブルックスブラザーズのスーツと言えば、
「エリートサラリーマンの御用達」です。そのエリートサラリーマン達がソーシャルワークでスーツを全く着なくなった。(毎年2,3着買っていたヘビーユーザーが一気にスーツを必要としなくなった。)
大きな時代の変わり目をもろにくらったケースの象徴なのかもしれません。
さて厳しい状況が続く飲食業界。淘汰の波は確実に打ち寄せているのですが、何とか生き残るためのヒントを探していきましょう。
目次
3か月待ちのフライパン。
バーミキュラのフライパンに注文が殺到して3か月待ちなんだそうです。
料金は15,000円前後。専門の蓋を付けたら、2万円です。
飲食のプロのあなたから見たらどういうものなのかはわからないのですが、
なにやら、このフライパンは水分を瞬間的に蒸発させ、素材のうまみを引き出すのが特徴とのこと。累計販売数は5万個を突破したそうです。
ユーチューバーとかインフルエンサーとかから人気に火が付いたのでしょうか?ちょと気になったので公式ページを覗いてみました。
「なるほど。」このページみたら、買いたくなるのがわかる気がしました。
コピーライティングの力も大きく影響していると思います。
※そのまま書いたらまずい気がしましたので、若干言い回しを変えて紹介します。
うちの定番がうまれ変わる。
普段通り、料理をするだけで今まで作ってきたお料理が、まるで生まれ変わったように。時間がないときにだって、パパっと、本格的なお料理に。
感激の目玉焼き
ふんわり白身と濃厚のキミ。で、裏はカリカリ。感激の目玉焼きが、あなたも簡単に。毎朝がまるで、高級ホテルのブレックファストに。
止まらない箸の野菜炒め。
独自テクノロジーで余分な水分を瞬時に飛ばす。いつもの野菜炒めが、「濃縮のうま味とシャキシャキ食感に!」そりゃ箸も止まりません。
他にも色々参考になる部分があると思います。
バーミキュラHP⇒https://www.vermicular.jp/products/fryingpan/
レシピを公開した「つばめグリル」
ハンバーグで有名なつばめグリルがSNSで家庭でも料理できるようにアレンジしてレシピを公開したようです。
実際に作ってみて美味しくできたとしたら、一定数は「本物と比べたらどうなんだろ?」となり、確認しに来店。「やっぱ一味違うな。」となればファンになる可能性は高いです。
これってあなたの店でもできないでしょうか?
自慢のレシピを家庭用にアレンジして提供する。
それか、家庭料理をプロのあなたが作るとどうなるのか?唐揚げでもカレーでもパスタでも得意な家庭料理で良いです。
専門外も面白いと思います。「中華のプロが作るカレーライス」「和食のプロが作るボロネーゼ」食べてみたいです。
「○○さんってスゴイ」となればあなたの店を選んでもらえるのではないでしょうか。宅配用のチラシと一緒に配ってみてはどうでしょう。