日経新聞より、大戸屋がコロワイドからのTOB(株式公開買い付け)に正式に反対すつと表明。「コロワイドによる子会社化に大戸屋の未来はない。」とのことです。
大戸屋の特徴は店内で調理したものを提供する仕組み。それに対して、コロワイドは工場でまとめて調理。グループ内でまとめて仕入れすることでコストの削減ができる。
大戸屋はTOBに対する防衛策は検討していないとのこと。
株主に対しては、TOBに応じないよう呼び掛けている。
今後、メニューや価格構成の変更などを定めた中期計画の実現で成長を目指したい。
さて大戸屋はあなたからするとどんなイメージのお店でしょうか?
私の勝手なイメージは、中途半端な価格帯の店です。
しかしこの「中途半端の価格帯が幸い」して外国人からすると「味はそここそでリーズナブルな価格で和食が楽しめる。」というポジショニングが上手くいっていたのではないでしょうか?
ガッツリ食べたいサラリーマンやガテン系の客はいかないイメージです。
OLや年配客だけだと心もとなく、外国人観光客に期待できない中、今のビジネスモデルでは難しそうです。
興味があるのが、世間がどうみてくれるかです。
自分には直接関係ないことに対して、人は「弱いものの味方」になります。
「同情票」をうまく利用できるかどうかにかかってきそうです。
コロワイド側は「対抗してこない。」とみていたのかもしれませんね。
このまま敵対的回収を強引に進めたら、会社のイメージは悪くなります。
もう後には引けない状況なのでしょうか。
小説の世界だとここで「ホワイトナイト」的な会社が登場したりするのですが、今の状況だと厳しそうです。コロナが落ち着き、米中の貿易戦争がなければ、中国系の会社が名乗り出てもおかしくなかったんですけどね。
今後も注目していきたいと思います。
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なぜ?駅前の飲食店はチラシをポスティングしないのか?
あなたからすれば、「同業者とは差別化ができている」「いやいや全然違うから」と思っていてもお客の立場からすれば、違いは分かりません。
なぜなら「教えてもらっていないから。」当然な結果です。
あなたの店は近所の人に同業者と「何が違うのか」「どう違うのか」知ってもらえていますか?その前にお店から500m圏内の人全員からあなたの店は知ってもらえていますか?
おそらくあなたが思っている以上に知られていません。
だったらせめてお店から歩いて5分程度の所に住んでる方に知ってもらいましょう。チラシを配れば知ってもらえます。定期的にポスティングできるのなら、覚えてもらえます。
タイミングよくチラシが入っていれば、注文は入ります。
お店から歩いて5分以内なら、「岡持ち」で歩いて持っていけます。
ウーバーイーツや出前館の手数料35%がかかりません。一人暮らしのお客からすれば、「800円~出前手数料無料」なら喜んで頼みます。美味しければ、感じが良ければ、リピーターに常連客になるんです。
私の家は本郷台駅から歩いて5分です。「なぜ駅前の飲食店は私の家にチラシを入れてくれないのか!」ってことです。
チラシを入れてくれたら、「100%頼みます。」美味しければ「ヘビロテ」で頼みます。きっとあなたのお店の近所にも私と同じような人は、結構いるはずです。