チラシではないのですが
気になった書籍広告が新聞に載っていました。
こちら
目次
キャッチコピー
マンガでわかる
犬の気持ちがわかる本
ネコの気持ちがわかる本
飼い主からすれば気になり目が留まります。
冷静に考えてしまうと、
「人の気持ち」すらわからないのに、
動物の気持ちが「わかるのかいな」とも
思ってしまうのですが…
サブーコピー
ねこまきさんの可愛くてやんちゃな
「ネコあるある」「犬あるある」漫画で
愛猫・愛犬の心理と飼い主さんの対処法を
しっかり解説!
この部分はどうでしょう?
文字数の関係でこの書き方になっているのだと
思いますが、言ってること、言いたいことは
判るのですが、「読みづらい」のでないでしょうか?
「ねこまきさんの可愛くてやんちゃな」
ここが一番の読みづらさの原因。
「ねこまきさん」の認知度は一般人からすれば、
ほぼないので、言葉が脳に入ってきません。
著者に忖度しすぎています。
もしくは
コピーを書いた人が、著者をリスペクトしてますね。
「ネコあるある」「犬あるある」漫画で
愛猫・愛犬の心理と飼い主さんの対処法を
しっかり解説!
どうでしょう?
少し読みやすくなったのですが、何か読みづらいですね。
ちょっと考えてみました。
・思わず「ニヤッと」してしまう。
「ネコあるある・犬あるある」を漫画で紹介!
・「そうゆうことだったんだ!」
ワンちゃん、ネコちゃんの気持ちを知れば
対処法も解ります。
どうですか?
ふたつに分けた方が、読みやすく、頭にスッと入ってきませんか?
ブレット
今回のメインテーマがコレ!
え!イヌといっしょに
ベットで寝ちゃいけないの!?
いいコピーですね。
「イヌと一緒に寝ている人」からすると
メチャメチャ気になります。
しかし「諸刃の剣」だったりします。
どうゆうことか?
「切れ味の良いコピー」のせいで
「今すぐ」知りたくなります。
すると「今の時代」はどうするか?
かなりの人が「ググって」しまいます。
そこに「答え」があれば「満足して終了」です。
※私もイヌと一緒にベットで寝ているので
ググっちゃいました。答えが載っていました。
なので「この本」買いません。
こういったケースは「チラシも一緒」です。
せっかく良くできたキャッチコピーが思いついたのに
「残念な結果」になってしまいます。
ではどうすればいいのか?
①検索してみる
検索してその答えがない。
もしくはわかりずらい。なら問題ないです。
②抽象度を下げる。
少しあいまいな表現にしてみる。
③他の表現方法を使ってみる。
類義語を調べてみる。
④事例をたくさん載せる。
「これも気になる」「こっちも気になる」となれば、
「本を読んだ方が楽」と判断する人が増えます。
⑤答えを載せちゃう。
「へえ~なるほど」となる答えを一つ載せ
他にもこんなケースの対処法は?となっていると
「もっと知りたい」となります。
⑥「てんこ盛り感」を出す。数字を載せる。
例
・思わず共感!「イヌあるある100」
・「こうすればいいんだ!」知ってトクする!ネコちゃん対処法50
自分では「凄く良くできたコピー」ができたとしても
落とし穴が存在するので、参考にしてください。
そもそも論
さてこの広告、犬と猫を分けて出した方が
良い結果になったはずです。
犬派にとっては猫の気持ちには興味ありません。
猫派にとって犬の対処法はいりません。
いらない情報が含まれていることは
ストレスになり、離脱率が上がります。
なぜ?犬と一緒に寝てはいけないのか?
・不衛生(アレルギー・食中毒の危険度が上がる)
・ケガの危険性(寝返りで骨折、驚いて咬まれるなど)
・依存度が高まり、自立出来ない(ストレスでいたずら、吠える)
とのことですが
それでも私はイヌと一緒に寝ます!