チラシ集客のアイデア

小さな物語を作ろう②【気になったチラシを添削してみた㉟】

ストーリー

トヨタの物語②

トヨタの物語的なイメージ広告がまた出ていました。


まずは書き起こしますので、読んでみてください。

夏の夕暮れ。探しモノは、世界に一つの結婚指輪

「指輪を車のどこかに落としてしまって…」夏の夕暮れ、電話から不安な声が聞こえました。沖縄で結婚式を挙げ、新婚旅行としてレンタカーで島内を巡る途中、結婚指輪が車の中に消えたと言います。

このままでは大事な思い出が台無しになってしまう。受付時間は過ぎていましたが、すぐにお店にお越しいただきました。レンタカー会社から許可を得たとお聞きし、工場で作業することに。

エンジニアの経験がある私は心当たりを探って西日のさす車内をくまなく探しました。そして最後に、サイドブレーキのカバーを取り外し、一般の人では触れない隙間の奥に指輪を見つけました。

「見知らぬ土地で大事な指輪をなくし不安でしたが、一生懸命に探してくださる姿に安心しました。見つけていただき、本当にうれしかったです。」

おふたりの未来のために、絶対に見つけたかった。車の内側を知っていることで人の役に立てた、忘れられない一日です。 沖縄トヨタ 北谷店のとある一日より

前回のトヨタの記事

イメージ広告ではもったいない。

さてあなたはどんな風に感じだのでしょう。

イメージ広告として概ね「好印象」を与えられる内容だと思います。

ただ前回も話した通り、イメージ広告でいくのは、もったいないです。
トヨタの物語ではなく、沖縄トヨタ北谷店の○○さんの物語で北谷店の近隣にキャンペーンを絡めてチラシを配れば、

物語に反応して、「ちょっと覗いてみるか。」となるかもしれません。「○○さんに会ってみたい。」となるかもしれません。来店してしまえば、新車が欲しくなったりする人もいることでしょう。

前回は、お客さんから言われた「嬉しい一言」や悩みを解説して喜んでもらったこと。などを、書き出してみて下さい。という話をしたのですが、

特にみつからない、思い浮かばない、まだ商売を始めたばかりでないのであれば、

チラシをポスティングをすれば、物語は始まります。

頑張って考えてチラシを作り、汗水たらして、ポスティングして、お客さんが来てくれた。飛び上がるほどうれしいはずです。その気持ちはお客さんにも伝わり、新たなお客さんとの物語が始まります。

お客さんがどうなったのか?チラシに物語を載せられます。そのチラシをみた人が、「私と同じだ」「私のケースだとどうなんだろ」となり反響に繋がります。

そうは言っても、なかなか行動に移せないのであれば、ポスティングから始まった物語の一覧をご覧ください。

行動するきっかけとなれれば幸いです。