リフォームチラシではないのですが 新聞折込にこんなチラシが入ってました。
65歳以上のけがの約8割が住宅内で
おきています。
身近に潜むケガのリスクに
備えませんか?
なかなかいいキャッチコピー
ですね。
リフォームチラシとしても
使えそうです。
しかし残念ながら
このチラシでは すぐに下に保険の
オファーをしています。
これだと反響はあまり期待できません
なぜなら「売り込みチラシ」になって
しまっているからです。
「65歳以上のけがの約8割が住宅内で
おきています。」
というキャッチコピーを見て思うこと
は何か?
「保険に入らなきゃ!」
ではないんです。
・どんな場所、何をしている時に
ケガをしているのか?
・私の家に潜むリスクって
どんなことだろ?
・高齢者がケガを減らす対策は
あるのか?
ということなんです。
この部分が
知って得する。知らないと損をする
情報です。
ネットで
「高齢者 ケガ 住宅内」で検索したら
※高齢者白書 2016版 参照
発生場所
1位 居室 45.0%
2位 階段 18.7%
3位 台所 17.0%
4位 玄関 5.2%
5位 洗面所 2.9%
6位 風呂場 2.5%
7位 廊下 2.2%
8位 トイレ 1.5%
その他 4.4%
階段や風呂場が多いのかと
思いましたが
「普通の部屋の中」
がダントツでした。
家庭内事故時のきっかけ
1位 転落 30.4%
2位転倒 22.1%
3位触れる 14.5%
4位刺す・切る10.1%
5位誤飲 9.3%
6位ぶつける 6.8%
7位ガス吸引 0.6%
その他 3.7%
階段や台からの転落が1位ですが
若いうちには家の中ではあまりない
転倒が2位につけています
ちょっとした段差につまずいて転んで
しまうことが多いことが分かります。
私もポスティングとかをしていると
ほんの僅かな出っ張りにつまずいて
転びそうになることはよくあります。
若い時にはなかったことです…
事故を防ぐための注意点
(国民生活センター 引用)
・高齢者は2つのことを同時に行う
ことが困難。何かの動作中に別の
ことに注意を向けることが難しい場合
転びやすい傾向がある。
特に75歳以上では骨の構造が弱く
なっていくため、転倒や転落によって
骨折しやすい。
・自分がどの程度のことで転倒する
のかを知ること。自分が出来ないこと
は他の代替機能を利用するなどして
事故予防
・階段には手すりや照明器具を設置し
階段の周りにものを置かないように
すること。
・高所での作業は1人で行わないよう
にすること。
・食事の際には適量を口に運び、
ゆっくり食べることを意識。
・飲料と間違えてしまうような液体
などは手の届くところに置かない。
・火を使うときには衣類のそでや
すそに注意。
・浴室と脱衣場の温度差を減らし
たり、湯温が熱くなりすぎないよう
管理
・商品選びを工夫しましょう
というような
「知って得する。知らないと損をする」
を教えてあげる。
その後で
「こうするともっといいですよ。」
とオファーをかける
バリアフリーなどの
リフォームチラシなら補助金や
減税のことも教えてあげると
良いと思います。
最大のメリットは
あなたのお店の信頼度が上がるとこと
もちろんタイミングが良ければ
その「たった1枚のチラシ」から
オファーをもらえる可能性もあり
ますが
信頼度が上がることで
「見積りに参加できる権利」
をもらえます。
「これは良いこと書いてある。」
と思われれば チラシを保存してくれ
たり、もしかしたら、壁に貼ってくれ
るかもしれません。
定期的に
知って得する。知らないと損をする
を与え続けることができれば
「リフォームのことなら〇〇店」
と思ってもらえます。
相見積もりではなく「あなたのお店」
を選んでもらえる。可能性が高まり
ます。
あなたがもし
・悩んでいること。
・不安に思っていること。
・しなくてはいけないこと。
・知りたいと思っていること。
・欲しいと思っていること。
の情報を
「教えてくれるお店」が
近所にあったらどう思いますか?
PS
情報量が多すぎるとゴチャゴチャした
わかりづらいチラシになる可能性も
あります。テーマを絞って定期的に
チラシを作ることをお勧めします。
それかホームページやブログに誘導
するのもありです。