リフォームチラシの反響率は5000枚で1件。
リフォーム業のあなたが初めてチラシを作ったとしての反響率は、新聞折込だと5000~1万枚で 1件の反響率。
ポスティング業者を使った場合でも、5000~1万枚で1件の反響率。
自分達でポスティングした場合だと、3000~5000枚で1件の反響率。
というのが現実的な反響率です。
こんな数字を見てしまうと、チラシでの集客は「費用対効果が悪すぎる。」ということで、1回やってみてあきらめてしまうって方がほとんどです。
逆に考えて欲しいのが、あなたなら100万前後する商品・サービスを「初めて見たチラシ」から買いますか?ってこと。
買わないのですよね。
「買うよ。」って人は5000人に1人いるかどうかってことです。
こう考えれば、初めてポスティングしたリフォームチラシの反響率は5000枚で1件は妥当な数字ってことがわかると思います。
ではどうすればいいのか?・・・とその前に可能性の話をします。
私は8年間リフォーム(塗装)チラシをポスティングしているのですが、一戸建てに1000枚ポスティングしている間にリフォーム工事の現場を平均して7~8件見かけます。
多い時には、1000枚ポスティングしている間に15~20件見かけることもあります。
何が言いたいのかというと、少なくても、毎月 1000軒に5軒は仕事が発生しているということです。
あなたのことを知ってさえもらえれば、1000枚に5件「相見積もりに参加できる可能性がある。」ってことです。
反響率で言えば、200枚で1件になります。
お客様は・・・
どこにたのべば安心なのか知らないです。
相場はいくらぐらいか知らないです。
あなたがどんな人なのか知らないです。
お客にとって知って得すること、知らないと損をすることをあなたが教えてあげてください。
そうなれれば、少なくても相見積もりに参加できると思いませんか?
私の話が大袈裟だとしても、知ってさえもらえれば、2000枚で1件程度の反響率は達成できる気がしませんか?
そのための絶対条件があります。
「継続してポスティングすることができる」ってことです。
継続してポスティングすことができれば、知ってもらえます。覚えてもらえます。忘れないでもらえます。
人は知っている人から知っているモノを買います。
人は知っている人からなら知らないモノを買います。
人は知らないモノでも知っている人からなら買います。
人は知らない人から知らないモノは絶対買いません。
あなたのことを知ってもらい、
あなたの商品・サービスがリーズナブルな料金だと理解してもらい。
あなたのことが信頼できるとなれば
「家のことなら○○さん」となり、
200枚で1件の反響率は達成できます。
そうは言っても離陸まで耐えられず離脱する方も少なくないので、ヒントやテクニックや考え方を紹介いたします。
目次
集客商品を使い、100枚で1件の反響率を取る方法
まずはコチラチラシ画像に軽く目を通してください。
このチラシの業者は張り替え専門のフランチャイズ店。
集客にはチラシに力を入れているようです。
調べてみると新聞折込の反響率は3000分の1のようです。(ホントかどうかはわかりませんが…)
新聞折込で3000枚で1件反響が取れるチラシなら、キッチリポスティングすることができれば500枚で1件の反響が見込めます。
更に、自分でキッチリポスティングして、笑顔であいさつできるなら100枚で1件は集客できます。
この網戸チラシ、リフォーム(塗装)業のあなたにとって集客のヒントになるのでは?と思ったので参考にしてもらえると嬉しいです。
網戸 1枚 1,500円
ほとんどの方はそれほど高いと感じない金額だと思います。
チラシを見てタイミングが合えば、問い合わせがくる可能はそこそこあると思います。
面白そうなのが、網戸は1か所ではないこと。
私の家に何枚あるか数えてみたら17枚ありました。
もし全部張り替えをしたら2万円前後の金額になるのではないでしょうか?
それと
網戸の種類をみてみると
・防虫効果があるもの
・虫が入らないもの
・汚れにくいもの
・外から見えにくいもの
・透明感があるもの
・ペット用のもの
など色々あるので
タイミングを見計らって
「ちなみに網戸で悩んでいることや、こうなればいいなってことありますか?」
と質問し、
お客さんのニーズにあった物を提案できれば追加料金もらえますし、さらに、サッシごと交換になればそこそこの仕事になると思います。
一番安くできる料金を集客商品(※悪い例)にチラシを作り、問い合わせがあった方に訪問した時に、提案する形でいいと思います。
大中小があり
大が1500円 中が1200円 小が900円だとして
標準的モノが大1500円だとしたら
網戸張り替え 900円~
というのは絶対やめましょう。
900円だと思って1500円と言われたら、一発で信用を無くしてしまします。
それと、無理やり勧めるのは絶対にやめましょう。
一番重要なのがライフタイムバリュー(顧客生涯価値)を意識することです。
そのお客さんが死ぬまであなたが死ぬまでの付き合いをするために良心的な料金設定。
誠実な対応をすること。
そうなれば、家のことなら○○さんとなってもらえる可能性が高まります。
たった1枚の網戸の張り替えから
リフォーム・外壁塗装に繋がる可能性が高まります。
さて、工務店の方なら問題なさそうですが
塗装業の方だと専門外かもしれません。
手先が器用なら自分でできる?
カインズ 網戸はりかえ動画
必要な材料・張り替えの仕方が2分強でみれます。
↓参考にして下さい
理想的なリフォーム(塗装)店になるために
先日 、横浜市金沢区の釜利谷西3,4丁目に戸建てに600枚ポスティングしたのですが、塗り替えをしている家を10件近く見かけました。
60軒に1件の割合で塗り替えしているって凄くないですか?
1~2区画で1件塗り替えしている感じです。
ひとつ気になったことが、施工している塗装会社は、すべて違うところがやっていたことです。
個人や小規模のお店なら同じ日程で2つの現場は無理なのは解りますが、大手や営業会社なら何件かかぶっていてよさそうなもののかぶってない。
なぜでしょうか?
私の仮説は「この会社に任せておけば間違いない。」ってところがないからだと思います。
知らないからだと思います。
・どこを選べば良いかわからない。
・何を基準に選べば良いかかわからない。
・近所で評判の塗装会社がない。
わからないから右往左往して今まで生きてきた経験を元に、人それぞれの基準で塗装会社を選んでいるのではないでしょうか?
じゃあ、あなたの店を・あなたのことを知ってもらって、わからないこと知らないと損をすることを教えてあげれば、かなりの高い確率で問い合わせに繋がります。
そして、ある程度教育ができていれば「約束できること。」をちゃんと宣言して、それがを伝われば契約になります。
そんでもって、約束通り手を抜かず、丁寧な仕事をして万が一、トラブルが発生しても誠心誠意対応していれば、近所で評判の店になれるのではないでしょうか?
そのためには先程も言いましたが、まずは知ってもらうこと。
知ってもらはなければ話になりません。
どんなに腕が良くても知ってもらはなければ話にならないんです。
チラシを作ってポスティング。誰でもできることなのに、ほとんどの人ができてない。1回やって諦めているだけなんです。
続けるだけで、間違いなく知ってもらえます。
覚えてもらえます。
どんなことに悩んでいるのか?どんな不安があるのか?をヤフー知恵袋やOKWAVEで検索してみて「あなたもこんな不安はありませんか?」とチラシに書いて
「私のことだ!」
「そこが知りたかった!」
「えっそうだったの?」
と思ってもらって
ちゃんとした「答え」があれば、「なるほど!」と信用され始めます。
後は
「嘘」をつかないこと。手を抜かないこと。約束を守ること。
で信頼され始めます。
これを続けていれば近所で評判のお店になれます。
近所で評判の店になれば、そのお客さんにとって「大切な人」でも紹介できます。
そうなれば、「3か月先まで仕事が入っている。」なんてことになってきます。
予定が未定。先が読めない。
今の取引先がいつまで続くかわからない。
下請け・孫請けから抜け出したい。
手抜き工事なんてしたくない。
って悩み苦しむより
チラシを作ってポスティングです。
リフォーム(塗装)チラシで信用を売る方法
先日、弊社クライアントのリフォーム(塗装)会社のチラシをポスティングしていた時、いつものように玄関口にいた方に「よろしくお願いします。」と笑顔であいさつしながら手渡したところ
「すいませんちょっと聞きたいんだけどプロの目から見て、私の家ってもう塗り替えした方がいいの?」
と聞かれました。
「プロじゃないんで」って言ってしまったら会話が終わってしまうので
「ちなみに、建ててどれくらいですか?」と聞きました。
7~8年との回答に「微妙…」って思ったのですが
「ひび割れとか、色あせとか気になるところはありますか?」と聞いてみました。
「特には」とのこと…
シロウトの私にはこれ以上無理だったので「目安とすると10年と言われているので今のうちに色々と損をしないように調べてみてはいかがですか」といい立ち去ろうとしたのですが…
「調べ方がわかんないのよね~」「見てもらっても断れなくなるのも怖いし…」「ちなみに、うちの家だといくらぐらいですか?」「今から貯めとかなきゃいけないんで」と矢継ぎ早に聞かれて、
「え~と」と考えていると
「200万ぐらい?」と言ってきたので
「もう少し安くできると思います。屋根も含めて120~150万位でなないでしょうか?」って言っちゃいました…
さて
この会話を聞いてどう思いますか?
もしプロのあなたっだったら早めに塗装することのメリットを伝えられたかもしれません。
その場で簡単な見積を出すこともできたかもしれませんね。
自分でチラシを配っていたらその場で見積依頼をもらえる。ってことが起きるんです。
それよりもこの会話の中でもっと感じて欲しいことがあります。
この声をかけてきた人は
・塗り替えのタイミングを知りたい。
・いくらぐらいかかるのか知りたい。
塗装に関する情報を求めているんです。
ただ同時に
・信頼関係もできていないのに売り込まれるのはイヤ!
とも思っています。
それと
常日頃、塗装のことを考えているわけではないんです。
たまたま私が塗装チラシを手渡ししたから
「聞いてみよう」となったんです。
もしかしたら
私がいい男だったので話しかけずにいられなかっただけかもしれませんが…
じゃあどうすればいいのか?
その前にちょっと寄り道します。
「ホームレス コタニ」ってご存知でしょうか?
7年前にお笑い芸人がマジでホームレスになりました。
コタニさんはホームレスになってから体重が25キロ増え贅沢病の痛風にもなったそうです。
どんなホームレス生活をしていたかと言うとネットの掲示板に「日当50円で働きます。」と載せた。
時給50円でもあり得ないのに日当です。
面白半分に、頼む人が出てきます。日当50円で真面目に働きますのでお昼ぐらいはと食事をご馳走します。
昼食後も一生懸命に働きますので夕食もご馳走します。
で
「コタニさん本当にありがとう。」
となります。
そして半年後、何と結婚します。
「こんな僕と結婚してくれるのならせめて結婚式ぐらいは彼女に与えたい」
しかしコタニさんは毎日の食事には困りませんがお金がありません。
そこで考えたのが「クラウドファンディング」です。4000円以上で結婚式に参加できる券をつけて募集したところ、たった2週間で250万円が集まったそうです。
さてここで考えて欲しいのが7年も前の話だということ。
今でこそクラウドファンディングって言葉は知られていますが恐らく7年前はほとんどの方は知らなかったと思いますし、更には、わけのわからないものにお金を出す人はいないと思います。
ではなぜ?集まったのでしょうか?誰が払ったんでしょうか?
もちろん答えは50円で仕事を依頼した人達です。
コタニさんが50円で信用を売っていたからです。感謝されていたからです。
人には「返報性の原理」というものがあります。人は何かの施しを受けたら、お返しをしなければならないという感情が生まれます。
これ本当の話ですよ気になった方は後で「ホームレス コタニ」で検索してみてください
さてさて本題に戻ります。
一軒家に住んでいる大部分の方は、いずれ家の塗り替えをしなければならないと思っています。
そして損をしたくない。騙されたくない。手抜き工事をして欲しくない。と思っています
しかしどこに頼めばいいのか?わからない。
どのタイミングで頼めばいいのかわからない?
いくらぐらいかかるかわからない?
本当はそのことを凄く知りたい。
ただ、信頼関係もないのに売り込まれるのはイヤだと思っているんです。
信用を売ることができればすべて解決です。
信用を売るためにはまずは「嘘をつかない。」と宣言してください。
これができないと先に進めません。
で
・お客さんが知りたいこと。
・お客さんが不安に思っていること。
・業界にはびこっている「勘違いを誘導する文言」
を教えてあげれば感謝されます。
で
あなたのことを知ってもらう。どうゆう経緯で今の仕事をしているのか?
どんな実績があるのか?どんな思いで仕事をしているのか?
お客さんにどうなって欲しいのか?
ここまで行けばもうあなた以外の選択肢はない。のではないでしょうか?
チラシポスティングで全部できます。
反響がでるリフォーム(塗装)チラシ。93%はポスティングの仕方で決まります。
反響がでるチラシポスティングは
チラシの善し悪しが7割。ポスティングの仕方が3割。と常日頃言っているのですが、
「逆もまた真なり」の話をします。
弊社クライアントのリフォーム(塗装)会社のチラシをポスティングしていた時、玄関口にいた方にいつもの如く、「よろしくお願いします。」と笑顔であいさつしながら手渡したところ
70歳前後の女性の方に
「そろそろ屋根の塗り替えを考えているんだけどあなたのところに頼もうかしら」って言われました。
チラシを手に取り、何のチラシか確認してすぐに言ってきたので
「からかわれている?」
「冗談で言ってきたのか?、本気なのか?」
判断ができたなかったので、今回はクライアントのふりはせずに
「そうなんですね。私はチラシを配っている会社のものなので、チラシに載っている連絡先にぜひ問い合わせてみてください。問い合わせて頂ければ私の評価に繋がるのでうれしいです。」と伝えました。
その1時間後、普通にチラシを配っていたら小学5~6年生位の女の子に私が道に迷っているように見えたらしく「何かお困りですか?」って話しかけられました。
私がポスティングをしているとやたらに声をかけられるんです。
一番ヤバいのが保育園や幼稚園の団体です。
ひとりの子供が「こんにちは」と言ったら最後、ほぼ全員が「こんにちは」って言ってきます。まるで校門前の校長先生状態ですw
さて
「マレービアンの実験」と言うものをご存知でしょうか?
アメリカの心理学者、アルバート・マレービアンが人が他人から受ける情報で重要視していることは
1、顔の表情 55%
2、声の質(トーン、テンポ)38%
3、話す言葉の内容 7%
人は非言語領域の93%でその人が発する雰囲気で情報収集しているってことになります。
潜在意識では「何を言っているのか?」はさほど重要とは思っていないんです。
ちょっと考えさせられますよね?
で
ここからが本題です。
私がポスティングをする際に心掛けていることがあります。
それは
ポスティングをする現場に着いたらまるでディズニーランドのキャストのように振る舞うこと。
(あくまでイメージですよ。50過ぎのおやじがやったら痛い感じになりますからw)
他に例えるとすると、サービス業の方のお店での接客態度を現場に着いたらやるってことです。
町中の人をお客と見立ててポスティングしているんです。
するとどうなるか?
運よく、リフォーム(塗装)のことが「アタマの片隅」にある方には、チラシを玄関口で手渡しすれば、私のように質問されるようになれます。
プロのあなたならその場で見積が出せるかもしれません。
いきなり契約になることもない話ではないです。
私は常日頃、反響がでるチラシポスティングはチラシの良し悪しが7割を決める。
と言っているのですが意識を変えてポスティングすることができればマレービアンに言わせたら、チラシの良し悪しは7%ポスティングの仕方が93%になります。
何屋さんで、どこにあって、どんな人がやっているのか?
とりあえずはこれが伝われば良いってことです。
・どんなチラシが良いのかわからない
・できれば反響が出るチラシを最初から作りたい
その気持ちはよくわかります。
しかし
そうなってしまうとチラシを作ろうと思ってから
3か月…いまだに出来上がっていない…
よくあるケースです。
それよりもとっととチラシを作って、町中をお客さんと見立てて自分でポスティングすることができればその場で見積り。その場で契約。まではいかなくても玄関口の会話からチラシのヒントやアイデアを得ることができます。
アイデアが浮べばチラシを作りたくなります。
次の行動に繋がります。継続できるようになります。
継続できれば「家のことなら○○さん」になれます。
自分でポスティングは無理!
と言うなら絵に描いた餅 ですけどね。
PS
只今 「チラシポスティングの教科書」的なものを一生懸命書いています。
内容は
・反響が出るチラシの作り方
・3分の1の力で日本一になったポスティング法
・「ポスティングの神」に好かれる方法
の3部構成になっております。
どういう形で出すのかは決まっていないのですがモニターさんを募集して実践してもらうのがいいとと思っています
またお知らせいたしますので、興味のある方は☆マークをポチっとお気に入り登録しておいてください。
まとめ
お付き合いいただきありがとうございました。
かなりの長文になってしまいましたので簡単にまとめたいと思います。
リフォーム業の初めてのポスティングでは、新聞折り込みや業者を使ったポスティングでは5000~1万枚で1件の反響率しか見込めません。
自分達でポスティングできるなら反響率は3000~5000枚。
ただ継続してポスティングすることができれば100~200枚で1件の反響率は不可能ではないこと。
そのためのヒントを解説したのですが、言いたいことはまだまだたくさんあります。
ぜひ他の記事も読み漁ってもらえたらありがたいです。※更新も頻繁にしていますので
最後に
新たなことを始めることは「あなたの脳」が拒否します。
顕在意識では「チラシポスティングをやろう」と決めても、潜在意識では「やめとけ」となります。
これは脳科学で解明された事実です。
何とか潜在意識に打ち勝って、ポスティングをやってみて反響が出なかった。
潜在意識は「ほれみたことか」「だから言ったのに」となります。
あなたの性格どうこうではなく、脳とは、そうゆうものなのです。
なので
最初のチラシポスティングで反響が出なかった場合、7割近くの方が継続してポスティングすることが出来ないんです。
旅客飛行機が離陸するためには十分な助走が必要です。
チラシポスティングで例えると、知ってもらうまで継続して続けることが必要なんです。
離陸するまでの期間を一緒に並走するのが「私の使命」だと思っています。