チラシ集客のアイデア

【チラシ集客のアイデア⑦】

訳アリのワケ

先日テレビをつけたらテレビショッピングをやっていました。

何の商品を紹介していたのかは忘れてしまったのですが
その中で気になったのが

「訳アリの訳」ってフレーズ。

なんで安くできるのか?

この部分は結構重要です。

特にテレビショッピングではその場で行動に移してもらえるかどうか?

で大きく売り上げが変わってきます。

その場でメモを取らなかったら「後で検討」 となってしまったら

忘れられてしまいます。

その点チラシならメモ代わりにチラシが残っているのでもう一度思い出してもらえる可能性がありますね。

さて

よく見かけるキャンペーン中と、うたっているチラシ。

「キャンペーン中だから安くします。」って

訳アリの訳の部分の説明がないチラシがほとんどです。

「なんで安くできるのか?」

この部分が納得いくかいかないかで反響の差が大きく変わります。

たとえば新しい商品・サービスを宣伝したいとして

「私自身は、凄く気にいっているのですが、いかんせん新しいモノなのであなたにとっては気に入ってもらえるかどうかわからない。とりあえず体験して、感想を聞かせて欲しい。」

そのために

「期間限定」「地域限定」「先着○○名様限定」

でキャンペーン価格で提供します。

となれば「じゃあ試しに」「私でよければ」と考えてくれる方も出てくるのではないでしょうか?

訳アリの訳(なんで安くできるのか?)

ぜひ 教えてあげてくださいね。

安くても高くても売れる共通点とは?

「カナダグース」ってご存知でしょうか?

ダウンジャケットが主力のブランドでアパレル不況と言われる中、10万円前後もする商品が今、若者の間で飛ぶように売れているそうです。
ちなみにうちの娘も着ています(笑)

何やら北極圏の環境に耐える程の世界屈指の保温性があるそうです。

日本での販売代理店は「サザビーリーグ。」

ご存知ではない方が多いと思いますが「スターバックス」を日本に定着させた実績がある会社です。今回もブランドイメージをうまく高められたようですね。

さて保温性に対する技術力。

日本のメーカーも負けていないはずです。たぶん。

ファッションのことはよくわかりませんが私が見た限りですとカナダグースの商品は「ありきたりなデザイン」に見えます。
娘に言ったら「パパがセンスないだけ」と言われましたが…

・保温性はカナダグースと同レベル。
・デザイン性も優れている。
・しかも安い

探せばありそうですよね。

現時点では「流行り」があるので太刀打ちできないと思いますが

・保温性はカナダグースと同レベル。
・デザイン性も優れている。
・しかも安い

ってことを上手くアピールしたり

・売れっ子モデルなどからのステマ。

を使ったりすれば来年、再来年には勝負できるのではないでしょうか?

かたや

安さを前面に出しているユニクロ・しまむら。
いずれも過去最高の収益を上げているとのこと。

両極端な価格帯の商品の共通点とは?

機能性と価値観。です。

カナダグースには世界屈指の保湿性という機能性。
流行を先取りするという価値観。

ユニクロには

軽い・あったかい・楽(らく)などの機能性
安くても「そこそこ」という価値観があります。

さて

あなたが扱っている商品・サービスでは

機能性と価値観は備わっているでしょうか?

そんなことを言われても「パッと思いつかない。」って方がほとんどだと思いますのでこんな風に考えてはいかがでしょう?

あなたが扱っている商品を得る。そのサービスを受けることでどうなれるのか?

もっと大事なのがその商品を得る・そのサービスを受けることで「どうなった自分を想像」してもらえるのか?

この部分をうまくアピールすることが出来れば

知ってるつもりで実は知らなかった。
気がついていない商品・サービスのメリット(機能性)や
あなたの価値を知ってもらえることになります。

その商品・サービスでどうなれるのか?

どんな人なら喜んでもらえるのか?

「行ける。」と思って始めたご商売価値観が合う方は必ずいます。

いまいち上手くいっていないのは「知らない。」ってことが、

大きな原因です。

・どこにあるか知らない。
・どんな人がやっているか知らない。
・商品・サービスの良さを知らない。

チラシをポスティングすれば

どこにあるか?知ってもらう事が出来ます。

どんな人がやっているか?知ってもらうことが出来ます。

そして

その商品・サービスの良さ(価値)を知ってもらうことが出来るんです。

Amazonエフェクト

アメリカ玩具大手「トイザらス」の破綻や、衣料品大手「GAP」の経営不振の大きな原因はアマゾンだと言われています。

もちろんアマゾンの影響は大きかったと思いますが、
何でもかんでも「アマゾンのせい」というのはどうかと思います。

GAPに関して言えば「売れすぎてしまった。」のがいけなかったんだと
思っています。

今から20年ぐらい前「おしゃれで安い。」ってことでGAPの服を着ている人は街中にあふれていました。犬が着ているのも見た気がします(笑)

誰もが持ってる服となると「おしゃれ感」はなくなります。
そうなると逆に「ダサい」となり、誰も着なくなった…これが一番の原因なのではないでしょうか?

一世を風靡した芸人・アーチスト・小説家。
次が続かなくて消えていく、忘れられてしまう人と似ている気がします。

GAPって最近またちらほら見かけるようになりましたが…復活ですかね?

ユニクロとGAPの大きな違いとは?

かたやアマゾンに反旗を翻したユニクロ。

GAPのビジネスモデルを参考にしたと言われています。

ユニクロとGAPの大きな違いは

あったかい・軽い・楽(らく)・涼しいなどの「機能性を重視」したことです。

面白いことにファッションを気にしない人には外出用にもなっていますし、

ファッションを気にする人には近所の買い物用「サンダル感覚」になっています。

「下着を脱ぐ」ことがなければ見られることがないヒートテックなどのインナーは重宝しているのではないでしょうか(笑)

もしGAPと同じように胸に大きく「UNIQLO」のロゴを付けていたら
今頃、すたれていたかもしれませんw

言われなければ、ユニクロだかどうかわからない。
だから売れている。

最初っから柳井さんはこんなことを考えていたのなら、すごい人ですね。

方向性をミスった?トイザらス

続いて「トイザらス」

アマゾンの影響はGAPより大きかったと思います。

結果論になってしまいますが

「方向性をミスった。」「ターゲットを間違えた」のが原因ではないでしょうか?

おもちゃはネットで買う物。

店に行って買うよりもネットで買う人の方が圧倒的に多くなってしまい、

破綻に追い込まれてしまったのですが、

おもちゃを買うのは親だけではない

実際にネットでおもちゃを買っているのは「親」

しかしもっとおもちゃにお金を使う存在がいます。


海外ではどうかわかりませんが日本で言えば、金融資産は60代以上の方が多いです。

しかも「孫に対しては財布の紐はゆるゆるになってしまいます。」

ターゲットを親ではなく祖父母にしていたらトイザらスは破綻を免れたかもしれません。

「いやいや、いずれ高齢者もネットが主流になるのでは?」
と思いましたよね。物に関してはそうなることでしょう。

しかし

祖父母にとっておもちゃは「モノ」ではなく「コト」

おじいちゃんありがとう
おばあちゃんありがとう

孫の喜んでいる顔が見たいんです。
孫の笑顔が見たいため、一緒に楽しむために財布の紐が緩むんです。

祖父母のための孫と楽しめるアミューズメントパーク。

あってもいいと思いませんか?

さてあなたがどんなご商売をしているのかはわかりませんが

高齢者をターゲットにする商品・サービスはありませんか?

・孫が喜ぶ商品

・孫と一緒に楽しむサービス

・孫に好かれる方法

など

何かできないか?ぜひ考えてみてくださいね。

アイデアが浮かんだらチラシポスティング世間に受け入れられるかどうか

検証しましょう。