消費者の行動を具現化した最も古いのがAIDAの法則(アイーダの法則)です。
「そんな古いものが今でも通用するのか」って思うかもしれませんが、
人間のすべての「行動心理」は古代から何も変わっておらず、
「すべて感情で行動して、後から理屈つける」ようになっています。
それとAIDAの法則はチラシだけではなく、セールスレター、プレゼンテーション。更には電話営業や飛び込み営業などにも通用する法則なので「基本中の基本」として頭に入れておいてください。
目次
AIDAの法則とは
A:Attention(注意)
I:Interest(関心)
D:Desire(欲求)
A:Action(行動)
の頭文字を取っています。ひとつずつ解説してみます。
A:Attention(注意)
まずは注意を引き、その先を読んでもらうこと。
ポスティングで言うと
一軒家も飛ばさず、投函禁止以外すべてのポストにチラシを入れることで
普段チラシが全然入ってこない家、たまにしか入ってこない家。が合わせて世帯の3割近くあるので、そういった家にチラシが入るのと「なんだこれ」と注意を引くことができます。
チラシで言うと、キャッチコピー
まずは「これって私のことだ」「えっそうなの?」「うそでしょ?」「マジで?」「そんなこと言って大丈夫?」って思ってもらうことになります。
そもそも論。見てもらわなければ話にならないので、滅茶苦茶重要な部分なのですが…
この記事を書く前にGoogleでAIDAの法則と検索してみたのですが、ほとんどのサイトでは、「如何に読み手の注意を引くことが重要です。」
と言っているのですが「じゃあどうすればいいの?」という具体策を「なるほど」と思えることを書いているサイトは見つかりませんでした。
「Attention(注意)を引くにはどうすればいいか?」はコチラをご覧ください
I:Interest(関心)
興味を持ってもらうこと。
チラシのキャッチコピーで「これって私のことだ」「えっそうなの?」「うそでしょ?」「マジで?」「そんなこと言って大丈夫?」ってなっていれば、すでに関心は持ってもらえているはずです。
ここでは更に具体的な内容を伝えることになります。
よくあるケースが
・「こんな人におススメ」「こんな悩みを抱えていませんか」とチェックリストを載せる。
・ケーススタディで事例を提示する。
物語のあるお客さんの声を載せるのがベストです。
元々は○○な人が○○をしたことで、○○になり、今では○○になっています。(できれば、ビフォーアフターではなく、ビフォーアフターアフターで)
チラシに物語を載せられれば、関心を持って目を通してもらうことができます。それと物語を載せることで、なぜか心に刺さります。なぜか信用されます。
※注意して欲しいのが、「作り話」ではダメです。すぐにバレます。
何か違和感を感じて、心に刺さりません。心に刺さらないので信用もされません。本当にあった感動エピソードを載せてください。「ちょっと盛る」のはありです。良いように記憶を改ざんして下さいw
D:Desire(欲求)
「どうなれるか?」「もしかしたらこうなれるかも?」と具体的にイメージさせることになります。そうなれば、「欲しい」「行ってみよう」となります。
ここで書くことは、理由、証拠、根拠、客観的なデータ、事例。お客さんの声。詳しくはコチラの記事で⇒ 信用してもらう方法
A:Action(行動)
「欲しいかも」「行ってみようかな」となっても「今じゃなくてもいいか」となります。全体の84%の人はすぐには行動に移しません。謎のブレーキがかかるのです。
そのために限定性、希少性を煽り行動に促します。
コチラの記事を参考にして下さい。
長くなったのでここまでにします
次回はチラシを使ってAIDAの法則を解説してみます。お楽しみに。