チラシに使えるフォーマットとしてAIDAの法則をチラシ事例を踏まえて
4回に渡り解説してみました。
見てない方はまずはコチラからご覧ください。
目次
今回はAIDMAの法則です。
A:Attention(注意)
I:Interest(関心)
D:Desire(欲求)
M:Memory(記憶)
A:Action(行動)
欲求と行動の間に記憶が追加されています。
ようは「覚えてもらうことが大事。」ってことです。
では、覚えてもらうためにはどうすればいいのか?
M:Memoryの壁を超える3つ方法
・インパクトを与えること。
・ブランディングすること(他社との違い)
・接触回数を増やすこと。
になります。ひとつずつ解説します。
インパクトを与える
AIDMAの法則では順番でみると:Desire(欲求)とA:Action(行動)の間にM:Memory(記憶)があります。しかし、インパクトを与えて覚えてもらうと考えると、順番が変わってきます。
A:Attention(注意)の部分チラシで言うとキャッチコピーでインパクトを与えた方が良いです。記憶に残るキャチコピーを作ることになります。
そのためにどうすればいいのかというと
「えっそうなの?」「マジで知らなかった。」「うそでしょ?」「えっそんなこと言って大丈夫?」
GDTの法則でいうcontrovesy(反社会性。非常識)をキャチコピーに持ってくることになります。インパクトを与えることで、覚えてもらうことができます。詳しくはコチラの記事をご覧ください。
ブランディングすること(他社との違いをアピール)
「他と何が違うのか?」「私にとってどんなメリットがあるのか?」
わかりやすく伝えることができれば、今すぐではなくても、「何かあったらココにしょうかな」と気に留めてもらえます。もしかしたら、チラシを保存してもらえるかもしれません。
それと
ストーリーを載せること。
どんなきっかけで今の商売を始め、どんな思いでやっているのか。お客さんにはどうなって欲しいと思っているのか。を伝えることで、あなたのことを知ってもらえ「好印象」を与えられれば、記憶に残ります。
お客さんに喜ばれたこと、感謝されたことがあれば、その人は最初はどんなことに悩み、どんな思いであなたと接触し、あなたがどのように解決して、どうなれたのか。
物語を載せることで、記憶に残ります。物語は忘れません。そしてなぜが信用されます。
ブランディングについて詳しくはコチラの記事をご覧ください。
接触回数を増やすこと。
たとえインパクトを与えることができたとしても、他との違い、メリットを理解してもらったとしても、残念ながら、忘れてしまいます。保存していたチラシは何処かにいってしまいます。保存していたことすら忘れてしまいます。
忘れてもらわないためには、接触回数を増やすことです。
そのために定期的にチラシをポスティングすることです。
イノベーター理論で言うとアーリーマジョリティ(全体の34%)の人は、「いいね」となってもすぐに行動に移しません。
レイトマジョリティ(全体の34%)の人は、認知度が高くないと行動に移しません。
定期的にチラシを配ることで、この2つの層が反応する確率が上がります。
もしあなたが「試しにチラシを配ってみた。反応がいまいちだった。」でやめてしまったら、イノベーター「新しい物好き」(全体の2.5%)+アーリーアダプター「メリットを感じればすぐ行動するタイプ」(全体の13.5%)の合計16%にしかアピールできません。
継続してポスティングすることができれば、全体の84%にアピールできることになるのです。
イノベーター理論について詳しくはコチラの記事をご覧ください。
AIDMAの法則のM:Memory(記憶)の壁は簡単に超えられます。
インパクトを与えることもブランディングすることも、頭を絞って考えて、上手にアピールする必要がありますが、定期的にチラシをポスティングすることは、やろうと思えば誰でもできます。
それに、笑顔であいさつすることで、好印象を与えられます。当然、覚えてもらえます。記憶に残り、忘れないでもらえます。
チラシを定期的にポスティングできるなら、AIDMAの法則のM:Memory(記憶)の壁は簡単に超えられます。