チラシ集客コツ大全

チラシの基本の型③

start

集客商品を載せる。

ある程度信用して興味を持ってもらえたら次に読み手の頭に浮かぶのが「いくらするの?」です。人それぞれ金額と商品・サービスに対する価値判断は違いますが、「高っ!」となればここで終了になるか、取りあえずはすぐには行動に移しません。「安っ!」となるか「これぐらいならまあ妥当な金額だな」とならないといけません。

そのために集客商品を用意します。

集客商品とは行動に移してもらうための商品・サービスです。
ただの安売りをしてはいけません。

安さで集めたお客さんは、もっと安くやるところがあれば、簡単に去ります。個人中小企業は安売り競争に参加しては実が持ちません。

集客商品の上手な使い方

無料や半額などで「まずはお試し」でチラシを作り、必ず用意しておいて欲しいのが「売りたい商品」と「高額商品」です。

半額などで来店してくれたお客に対して売りたい商品(おススメサービス)と最高のサービスを紹介してください。

なぜ?3つなのか気になるかもしれません。集客商品と売りたい商品だけだと、多くの方が「とりあえず集客商品で」と簡単に判断します。

3つあることで、人は迷います。「すぐに判断ができません。
その際に必ず言って欲しいことが、「ほとんどの方が(売りたい商品)を選んでいます。」と伝えてください。

かなりの確率で「じゃあそれで」となります。「集客商品」を選ぶ人もいますが、売りたい商品の方が満足度は高いはずなので、リピーターになる確率が高いのが「売りたい商品」の方です。

これをやるかやらないかで客単価だけではなく、リピート率も変わってきます。逆に言えば、集客商品で集めて、集客商品だけを売っても儲からないし、リピーターにもなりません。

人の判断基準は5タイプ分かれます。

1、善悪
2、好き嫌い
3、損得
4、勝ち負け
5.愛憎

1、善悪
正しいか、間違っているかが判断基準になるタイプ
このタイプは、根拠、証拠、データ、権威性が判断基準になります。
世の中に認めらた良質な物などが好き。

2、好き嫌い
単純に好きか嫌いかが判断基準です。データではなく、雰囲気で判断します。

3、損得
自分にとって得か損か?金額だけでなく、時間や人間関係、簡単、ラクにも反応します。

4、勝ち負け
人と比べてどうなのか?が判断基準です。新発売などの新しい物好き。
逆に、「みんな持っている」も反応します。

5、愛憎
博愛タイプと偏愛タイプに分かれます。
博愛タイプはてんこ盛り感が好き、それと困っていると助けたいと思います。
偏愛タイプはこだわりがあるもの、マニアックな物。自分が愛すべき物にのみ反応します。

あなたのお客さんはどのタイプが多いでしょうか?参考にして下さい。