チラシ集客コツ大全

チラシに使える型(フォーマット)AIDA(アイーダ)の法則②

弁当 画像

前回の続きになります。AIDAの法則とは

チラシで言うと注意を引いて手に取ってもらい、興味、関心をもってもらい、「欲しい。」「行ってみよう」「問い合わせてみよう」と思わせ行動に移してもらうこと。

詳しくは前回の記事をご覧ください

AIDAの法則チラシ事例

今回は新聞に折り込まれていたチラシでAIDAの法則をどのように使っているのか一緒に見ていきましょう。

A:Attention(注意)

おいしくバランスのとれた夕食を、日替わりで週2日間からお届けします。
健康に食事力。

食事は毎日のことだから、バランスとおいしさの両立が大切と「ワタミの宅食」は考えます。塩分・カロリー・品目に配慮しながら、毎日おいしく召し上がれるように、管理栄養士と料理人が献立開発に取り組んでいます。

この部分で伝えたいことは、

健康に過ごすためには食事が大切。ってこと。
それと週2日からお届け。ってことですね。

週に5回はいらない。食べない日があると捨てることになる。飽きる。2,3日の方が都合が良い。と感じる人なら「いいかも」となりますね。

I:Interest(関心)

どんなのが届くのか?に対して商品画像

こんなこと思い当たったら…
・バランスのよい食事を作るのは難しい
・買い物や家事に負担を感じる
・献立を考えるのが面倒。
・炭水化物中心の食事になりがち。

王道のパターンですね。

うんうんそうなのよ」となる方は多いはずです。

D:Desire(欲求)

ちょっといいかも」となればチラシを見た人が次に考えることは

で、いくらなの?」です。それに対して

日替わり5日間コース2450円(税込)って言われても、「得なんだかどうか」ピンときません

そこで1食あたり490円(税込)宅配料込。となっていると、イメージしやすくなります。更に、1食あたりプラス40円で曜日を選んで週2日間からご利用いただけます。となっていることで、「じゃあ試しに頼んでみようかな」ってなります。

A:Action(行動)

そうは言っても、84%の人は「また後で考えよう」「気が向いたら頼んでみよう」となり、結局忘れてしまいます。

そこですぐに行動してもらうため

初めてご注文の方、または、6ヵ月以上お休みされている方限定。
2日間お届け!1万人限定!試食キャンペーン実施中
(商品代金無料。宅配料として1食あたり200円お支払いいただきます。)

「よし!頼んでみるか」となったら「どうすればいいの?」となりますので毎週水曜日までにご注文で翌週からお届けします。ご注文は今すぐお電話でと「どうして欲しいか」を伝えて終了です。

上手にAIDAの法則に沿ってチラシを作れていると思います。

ここで終わろうと思ったのですが、我慢できないので言わせてもらいます。

ちょっともったいないです。

もしかしたら試食キャンペーンはそれ程「良しとしていない」ので
わざと回りくどい言い方」をして、あってないような「1万人限定」とかにしているのかもしれないのですが…

私なら

本日より3日間限り「ワタミの宅食」が200円!
試食キャンペーン実施中!
2日間お届けしますので、お試しください。

とか

先着50食限定!
「200円で試食してくれませんか?」
「ワタミの宅食」を2日間お届けします!

で行きます。間違いなく反応が上がるはずです。

まあ、こんな感じですとA:Attention(注意)の部分に入れることになるので、チラシの構成自体が変わってしまうのですが…