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店舗販売から移動販売にシフト
メガネスーパーが新規出店を移動店舗中心にシフト。(日経新聞より)
検眼機や加工機を搭載したトラックを今後3年で100台導入するとのこと。
日経新聞紙面画像引用
コロナの影響で、店舗での集客力は低下し、客を待つより、
店の方から出向くビジネスモデルに転換するとのことです。
視力検査やレンズの加工機を装備したトラックを今年1月から試験運用をしたところ、老人ホームや商業施設など100人規模集まる場所なら、10人程度集まり、3~4割購入するという。
1日の売り上げは30~40万円になり、通常店舗の売り上げ(月300~400万円)を週に3日程度稼働することで、通常店舗なみに営業利益が稼げたとのこと。
更に、これまで、客の送迎などに利用していた「小回りのきくバン」も検眼機や加工機を設置し、同等のサービスができるようにする。
車が小さくなることでネックとなる「数多くのフレームから選べない」部分の対処には、事前予約で、年齢性別、使用用途、好みを絞り込み、200~300本用意するとのこと。
なかなか面白い試みですよね。
メガネスーパーは「JINS」などの低価格店に押されて業績が悪化。
差別化を図るために、レンズが比較的高価格帯になる、高齢者にシフト。
高齢者を集める為には「こちらから出向くしかない。」という結論に至り、
出だしとしては大成功。といった所ですね。
無印良品も移動販売に参入
良品計画は山形県酒田市で公民館や公園など10数か所を回っているとのこと。商品の販売だけではなく、困りごとや欲しい商品などの聞き取り調査を行っている。住民からの要望で週2回から週3回に増やしたとのこと。
今後、移動販売は日本だけではなく、世界規模で「本格展開を目指す」とのこと。
自治体からの補助も
地方では特に多い「買い物難民。」
そこにコロナの影響で、外出自粛も重なり、移動販売のニーズは高まっている。
移動スーパーを運営する「とくし丸」は今年4月から日商が1~2割増加。
移動スーパーを誘致するために、一部コストを補助する自治体もでてきているとのこと。とくし丸では現状629台から3年以内に1000台に増やす計画だという。
あなたの商売に置き換えてみよう
さてさてあなたの商売のヒントになったでしょうか?
私が子供の頃は、サザエさんに出てくる「三河屋さん」のように御用聞きは
当たり前の時代でした。コロナの影響で世の中が大きく変わり、店舗でお客を待っていても、集まらない。
「それならどうすればいいのか?」
広告などを打って「行ってみようかな」「試してみようかな」と集客するか「こっちから出向く」しかない。ですよね。
それと私の子供の頃のお年寄りは貧富の差はかなりありましたが、
今のお年寄りは世代別だと「一番の金持ち」です。客単価が上がる可能性も高いです。
こっちから出向くことで何ができるのか?ぜひ考えてみてください。
事例を元に営業トークを考えてみた。
さて
以前に書いたフラワーアレンジメントのチラシの記事で
「国内の花産地では出荷されないお花が大量に廃棄されている。」
という部分があったのですが、
みてなければコチラの記事をご覧ください。
老人ホームや大型マンションなどに営業をかけた方が良いのではないでしょうか?
例えば
コロナ影響で国内の花産地は悲鳴を上げています。
花が売れず、大量に廃棄しているのが現状です。
このままでは、日本国内の花農家はもちません…
私たち「○○組合」は今の現状を何とかしたい。少しでも支援したい。という思いで立ち上がりました。
図々しいお願いだと重々承知しているのですが、コチラの施設で「フラワーアレンジメントの講習会」をやらせてもらえないでしょか?
もちろん講習料はいただきません。
参加者の方は「お花代」として「500円だけ」ご負担ください。
どうですか?検討してもらえる可能性はあるのではないでしょか?
そして
御用聞き、移動販売と絡んでくるのが周辺への告知です。
対象地域に隅々まで告知できるのはチラシポスティングしかありません。
反響の出るチラシポスティングを身につけることで集客には困らなくなれます。