日経新聞の紙面広告の気になった広告を添削します。
目次
キャッチコピー
歩くことが「億劫」になってきた。
だけど、運動不足はなんとかしたい。
月の半分はポスティングしている私からすれば、歩くのが億劫になるのは、まだまだ先の話なので、気持ちはわからないのですが、「そうなんだよ!」と私事と思う人はいるのでしょう。
まずまずのコピーだと思います。
サブコピー
運動したいと思っていても、ひざの痛みが邪魔をする。負担が大きくて続かない。そんなあなたにオススメなのが、負荷をかけない関節運動器具「ペダルバイク」です。使い方は簡単、座ってペダルを回すだけ。
重りを使わないので、優しく関節を動かせます。コンパクト設計で、家のどこでもお好きな場所で、テレビや本を楽しみながらお使いいただけます。運動が苦手な方も楽に使えて最適です。
後で触れます。
この画像はわかりやすくて良くできています。
権威者の声
ペダルバイク運動は関節への負担が少ない有酸素運動です。軽いペダリング動作は、脚の筋肉や関節のなめらかの動きを助けます。ふくらはぎの筋肉は血液を心臓に運ぶポンプの役目をはたしていると言われ、ふくらはぎを継続して動かすことは全身のリフレッシュにもつながります。
また、椅子に正しい姿勢で腰掛けて運動することで、日常生活に必要な姿勢を保つ助けになります。さらに、ペダルバイクでの軽い運動は気持ちをリラックスさせ、能動的な生活や良い睡眠へと導いてくれます。
読むのが「億劫」
さて
こちらの商品は高齢者向けです。※広告画像をもう一度みて下さい。
正直、サブコピーも権威者の声も字が小さくて読むのが「億劫」のはずです。セールスポイントを箇条書き(ブレット)にした方が良かったですね。
例えば
・運動はしたい。しかしひざが痛い。
・運動は苦手。疲れるのは避けたい。
それなら
テレビや本を見ながらでも運動ができるならどうでしょう?
ペダルバイクなら
・関節に負担をかけずに有酸素運動ができます。
・ふくらはぎの筋肉を使うことで血流を促進します。
・日常生活に必要な姿勢を保ちます。
・リラックス効果で不眠症の解消にも
これぐらいの文字数なら「読める範囲の大きさ」で載せられます。
オファー
値段の載せ方も「もったいない」ですね。
27,280円(本体価格24,800円)ではなく
27,280円(税込・送料無料)の方がいいです。
商品画像を見る限り、紙面広告で売るにはちょっと高いです。
私の感覚だと
先着100台限り
27,280円 ⇒11,000円(税込・送料無料)
これぐらいが「ギリ」ですww
まあ、私の金銭感覚が間違っていてそこそこ売れているのかもしれませんが…
商品を安く見せ更に「安心感」を与える方法
私なら
この商品は毎日使えるモノなので
(商品金額÷耐久年数(日数)+保証期間)でアピールします。
例えば
3年使えるとすると
27,280÷3年(1095日)=1日当たり約25円になります。
で
1日当たりたった25円で億劫な運動不足を解消します!
更に今なら壊れても安心 3年間の保証つき
となれば 安く感じますし、安心感も出ます。