目次
ピンチをチャンスに変える
チラシポスティングを紹介します
テレビもネットも新聞も
コロナの話だらけ
ほんと必要以上に煽らないで
もらいたいですね。
日経新聞の社会面には
「感染20代以下が急増
危機意識に甘さ」
との見出しが
東京都内では3月下旬から
20代以下の感染が目立って増え
4月2日には最多の25名になった。
ここだけを読むと
「ヤバいかも」と
思ってしまいます。
ちなみに
日本の19歳以下の人口は
約２１００万人
20代以下の感染者数は
4月3日現在で115人です。
20代以下の感染者は
100万人に5人以下です。
100万人に5人以下が
急増なのでしょうか？
微増ですよね？
100万人から1人1円集めて
抽選で5人だけが20万円もらえる
としたら
あなたは当たると思いますか？
ほとんどの方は
当たると思わないのでは
ないでしょうか？
ほんと必要以上に煽らないで
もらいたいですよね。
さて
あなたのご商売は
どんな感じでしょうか？
ポスティング業界は
今のところそれ程影響は
受けていない気がします。
しかし今後
外出禁止=ポスティング禁止なので
そうなると厳しいですね。
さてさて
そんなご時世の中
面白いチラシが新聞に
折り込まれていました。
コチラ
光ってみずらいと思うので
書き起こします。
号外 新型コロナの影響での
入学式中止、経済不安、不景気に
よる急速な需要低下にて、紳士服
業界全体が在庫の山になっており
ます。業界全体が緊急事態です。
利益度外視で処分します。
緊急大処分
日本の働く方達へ
大々応援！！させていただきます
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お客様も助かる、AOKIも助かる。
店内商品 全額半額
買ってくださいませ。
お願い申し上げます。
まさにピンチをチャンスに変える
チラシですね。
こういった広告って
出す側とすると勇気がいります。
消費者側に裏の部分が透けて
見えると痛い目にあいます。
本気でやる必要があるんです。
恐らくこのチラシを出すまでに
相当色々あったんだろうなと
思います。
今回はディするところはないです。
素晴らしいと思います。
敢えて言わせてもらうと
新聞折込よりポスティングの方が
反響が出そうです。
ターゲットはサラリーマンやOL
ほぼ新聞を購読していません。
まあ
親と同居している方も
けっこういますので
親から伝わるかもしれませんが…
店舗中心にポスティングした方が
反響率は上がります。
もう少し行きます
ピンチをチャンスに変えた事例
川上徹也著 1行バカ売れ
からの引用です。
とある大学の生協で担当者が
プリンを20個発注しようとして
入力ミスで4000個発注してしまった。
近隣の大学の生協20店舗に
引き取ってもらうとともに
自店でも204個のプリンを陳列。
通常105円を70円の特別価格で販売
その棚に生協職員が書いたPOPが
コチラ
大変な発注ミスをしてしまいました。
心優しい学生の皆さま
ご協力おねがいします。
お願い！プリン買ってください。
で
どうなったか？
学生たちがその棚を写真に撮り
ツイッターで広めました。
するとあっという間に噂が拡散。
「プリン好きな人は3つ買うべき」
などのツイートもあり
なんと昼休み前に完売したそうです。
完売した棚にはこんなPOPが
「心優しい学生の皆さん204個の
プリンがお昼に完売しました。
ありがとう。
うれしくてうれしくて
これからも皆さんに愛される
生協を目指してがんばります。
どうぞよろしくお願いいたします。」
なかなか良き話ですよね
同じような事例をもう一つ
こちらもとある大学の生協の
アルバイト職員が
「ポッキーの日」に合わせて
ポッキーを320個発注するつもりが
1セット10個入りを発注したため
3200個が納品されました。
契約上返品不可
食品売り場だけでなく
食堂や書店にも商品を置いて
販売。
大量に並べられたポッキーの
横のPOPには
HELP！誤ってポッキーが3200個
届いてしまいました。
思っていた数のなんと10倍です。
皆さんのお声掛けをたくさんの人に
宜しくお願い致します。
その下には日々売れた数を表示し
「夢の完売まであと○○個」
とかかげました。
すると学生たちが
ツイッターやLINEで拡散
普段の100倍ペースで売れていき
なんとポッキーの日の翌日に完売
したそうです。
どちらの事例も
崖っぷちでの「本気のお願い」が
学生たちの「心を動かした」結果です。
ただ注意して欲しいのが
「うそはバレる」ってことです。
真剣なお願いじゃないと
心に刺されません。
もしあなたがピンチを迎えているなら
真剣にお願いすることで
反響が出るチラシに変わるはずです。
参考まで
