チラシ集客のアイデア

キャチコピーは良いのに残念な広告【気になったチラシを添削してみた53】

受験勉強

「○○」が陥りやすい10の落とし穴

キャッチコピー

受験生が陥りやすい10の落とし穴。

いいですね。
受験生であれば気になってしまうはずです。

ブレット

①基礎は簡単。自分はできている。
②難しい問題をやっていいれば学力が伸びる。
③人気講師の授業を聞けば成績が上がる。
④間違えた問題はひたすら丸暗記する。
⑤合格判定に一喜一憂する。
⑥得意科目は自分だけで大丈夫。
⑦不得意科目はいくらやっても伸びない
⑧勉強は楽しくないもの。
⑨理系文系は得意不得意で決める。
⑩行きたい大学ではなく行けそうな大学を志望校にする。

どうでしょう?

受験戦争を味わったことのない私には
いまいちピンとこないのですが、

この広告をみた受験生の多くが
「えっそうなの?」と思う前提で話をします。

オファー

でです。

興味を持った受験生がその先を知りたくなり
次に書いてある言葉が

今すぐ、四谷学院の入学相談へ。
なぜ「落とし穴」なのか、
その理由と解決策をあきらかにします。

どうでしょう?

まず、いきなり「入学相談へ」は
ハードルが高すぎですw

それと「問題提起」をしておいて
答えがすぐにわからないことはストレスになります。

私だったら

取りあえずは10個の落とし穴の中から1~3個。
最も多くの受験生が「納得するもの」を選び、
その答えを紙面に載せます。

すると「なるほど!」となり
更に「もっとちょうだい!」と知りたくなります。

で「入学相談へ」ではなく

その他理由と解決策は「webへ」とし

Webで

「なぜ?陥るのか?」
「四谷学院では、どうしたらいいと思っているのか?」
「他の塾とは何が違うのか?」
「四谷学院ではどう変わった受験生がいるのか?」

を伝え

「自分もなれる・なれそう」

と感じてもらった後に

あなたの近くの四谷学院へまずは相談ください。

という流れにします。

そもそも論

この広告が載っていたのは日経の紙面広告。

大学生なら、辛うじて教授とかに勧められて
読んでいる人はいそうですが、

受験生が読んでいる確率はそうとう低そうです。

私なら

受験生の「親が」陥りやすい。10の落とし穴

で広告を考えると思います。

ポスティングなら

さてさて

今回の広告ですと全国同一の広告になっていますが
各教室ごとの広告になれば話は変わってきます。

そもそも
ターゲットの「中高生の親世代」はほとんど新聞を購読していません。

新聞広告よりもポスティングになります。
そして自分達でキッチリとポスティングができるなら

実は、「ターゲットがいる家」がわかるんです。

ではどうやって見分けることができるのか?

答えは

「自転車」と「洗濯物」です

古びた子供用の自転車があれば今は中高生の可能性が高いです。
それと洗濯物を見ればけっこう年齢層がわかります。

注意点としては
ひとんちをジロジロ見ることは怪しまれてしまうので
すべての家にポスティングしながら気づいたらチェックすることです。
住所をメモるのは面倒なので、明細地図とマーカーペンがあれば簡単です。

地道な作業ですが、誰も持っていない顧客リストが出来上がります。

他にも、大体の年齢層、家族構成、犬、車、etc
色々とわかります。

ポスティングって実はスゴイんです。