今回気になった広告はこちらです。
目次
キャッチコピー
ひざ の違和感を改善したい方へ
そのまんまですね。でもありです。
「ひざが悪い人にのみ」見てもらえばいいと割り切っています。
この広告は日経新聞の1面を使った広告なのですが、日経を読んでいる人を考えてみると、朝の忙しい時間にその日一日に抑えておくべき情報を求めている人が多い。
とすると広告に目が行く時間は0.5秒程度。「ぱっ」で終了です。
何が言いたいのかすぐにわかることは重要です。
この広告では「意外と勇気がいる」ことですが、広告紙面の約半分を使い、「ひざ」って文字をアピールしています。
サブコピー
正座・階段・しゃがむ 日常のひざの動きの改善をサポートする
サケ軟骨由来 非変性Ⅱ型コラーゲン・プロテオグリカン配合の「ロコアタックEX」
この2行 1行目は良いですが、2行目はいまいちです。
正座・階段・しゃがむ 日常のひざの動きの改善をサポートする
これはわかりやすくていいですね。
「正座が痛くてできない。」「階段の上り下りや、しゃがんだ時に痛みが走る」って方は「そうそうわたしのこと。」となります。日常のひざの動きの改善をサポートすると言われたら、「じゃあどうやってサポートしてくれるの?」と気になる方はいます。
で
サケ軟骨由来 非変性Ⅱ型コラーゲン・プロテオグリカン配合の「ロコアタックEX」
どうですか?「頭に入ってこない言葉」ではないでしょうか。
私ならこの一行、却下ですw
正確に言うと「このタイミングではない」です。
日経新聞を見てる人は忙しいんです。出勤前に新聞を読み終わりたいんです。それなのに「見たこともない言葉」が書かれていたら、面倒くさくなり、次の紙面に意識が向き、「ひざ」のことは後回しになり、会社に着く頃には「忘れてしまいます。」
じゃあどうすればいいのか?
その下に、「ひざの軟骨の主成分はグルコサミンではなく、Ⅱ型コラーゲンなんです」とあります。
私がサブコピーを考えるなら
もしかしたら、「ひざの痛み」には、グルコサミンと思っていませんか?
実は、ひざ軟骨の主成分は「Ⅱ型コラーゲン」なんです。
と書いてあれば
「えっそうなの?Ⅱ型コラーゲンってなんなん?」てなります。
で、「Ⅱ型コラーゲンとは何か?」を説明する流れですね。
どうでしょうこの方が「すっと」読めるのではないでしょうか。
大切なのは読み手側の「思考の流れ」を考えることです。この言葉を投げかけたら、「読み手はどう思うのか?」読み手が思ったことが書かれていたら、すっと読み続けられるのです。
あなたのチラシも「読み手の思考の流れに沿っているのか?」「タイミングが間違っていないのか?」ぜひ確認してみて下さい。
アピールポイントを逃すな。
サケ軟骨由来プロテオグリカン16㎎配合。とあります。
以前にプロテオグリカン配合の商品のチラシを添削ことがあるのですが、
この「プロテオグリカン」その広告には「かつて1g 3000万円」したと書かれていました。
プロテオグリカンにも色々あるのかもしれませんが、
もし元々は「高級素材」であるならアピールすべきだと思います。
まだ続きがあるのですが、下記の記事も一緒に読んで欲しいので後は明日にします。