イノベーター理論は今までに何度か取り上げてきたのですが改めて解説します。
新しい物やサービスが普及していく過程を5つのグループに表したもので
チラシポスティングにも役に立つ理論なので参考にして下さい。
目次
1.イノベーター 全体の2.5%
とにかく新しいモノや最先端が大好き。利点(メリット)や性能(スペック)はそれほど気にしない。
チラシに載せるとすると、新規オープン。新発売。業界初。日本初上陸。最新の、最先端など
「新規オープン」と載せるだけでも、気になってしますので「ちょっと覗いてみようかな?」ってなります。
2.アーリーアダプター 全体の13.5%
新しいモノ好き。これから流行るモノ、サービスの情報収集をします。ただ、行動に移すかどうかは「私にとって必要かどうか」と具体的なメリットを重要視します。
興味があることならチラシにしっかりと目を通してくれます。
チラシの載せるべきことは「他と何が違うのか?」「今までのモノと何が違うのか?」「私にとってどんなメリットがあるのか?」
と納得できる理由があれば反応します。
3.アーリーマジョリティ 全体の34%
「いいね」「いいかも」となっても「ちょっと考えよう」となります。
すぐには行動に移しません。
新しいモノに対して比較的慎重で、ただ平均よりは早めに行動しますので「最後の一押し」が決めてとなります。
メリットを感じたとしても「でもな~」「どうしようかな~」ってなります。
チラシに載せるべき内容は、根拠、証拠、証明。それと事例です。
お客さんの声で「私と一緒だ」と思ってもらえることができれば反応が取れます。それと接触回数も大きな動機付けとなります。
ポスティングなら、定期的に配ることが重要です。
接触頻度が重要だってことをよく聞くと思いますが、アーリーマジョリティの為のマーケティングです。全体の34%をこの層が締めるとなると、納得するしかないですよね。
4.レイトマジョリティ 全体の34%
ほとんどの人が動いた後に行動に移すタイプです。
損をしたくない。失敗したくない。と強く思っています。
なので根拠を示しても「そんなことは当たり前の話」と思っています。
お客さんの声に対しても懐疑的に捉えます。
アーリーマジョリティの層とのグラデーションがあるので、定期的ポスティングしていくことは効果はあります。
レイトマジョリティの最下層が行動に移すのは、知ってる人からの評判や紹介になります。
5.ラガード 全体の16%
持っているのが当たり前、使っているのが常識。とならないと行動に移しません。
逆に、マニアックな物に価値観を持っていたりします。
あなたと価値観が合えば、「大のお得意様」になる可能性もあります。
ラガードの層を狙うことはないと思いますが「なぜ今の商売を続けているのか?」というあなたのこだわり、志、理念をアピールし「強く共感」してもらえれば反応が取れます。