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あなたは商売を始めた頃の情熱は今もありますか?
ココカラ(ドラックストア)社長の「お客さんに言われた忘れられない一言。」というのを紹介します。
ドラックストアの店長になって一年が経った頃、仕事を辞めるべきか、続けるべきか悩んでいたそうです。そんなある日、閉店ギリギリの時間に「まだ大丈夫ですか?」と40代後半の女性が店舗に訪れました。
しかもいきなり「私生きていくのが辛いんです。」と言ってきました。
話を聴いてみるとどうやら更年期障害のようだったので、おススメの薬を処方しました。
しばらくたったある日、その女性が来店して「あなたに命を救われました。ありがとうございます。」と言われました。
その時に初めて自分の仕事の意味は「困った人を助けることができる。」「問題を解決することができる。」ことなんだと思ったとのこと。それ以降仕事にがむしゃらに打ち込んだ結果。社長まで上り詰めたそうな
言われて嬉しい言葉を集める。
さてあなたは商売はどうでしょう?
命には関わらないかもしれませんが「困った人を助けることがでる。」「問題解決に役立てる。」「より良い生活が送れるようになれる。」ってことはあるのではないでしょうか?
商売を始めて初めてのお客さん。嬉しかったはずです。どんな人だったでしょう?今まで商売をしてきて、お客さんに言われた嬉しかったこと。なんて言われたのでしょう?
ぜひ思い出して下さい。お客さんから言われた。「嬉しかった言葉」を
「思い出せない。」「言われたことがない。」と言うのであれば、「言われて嬉しい言葉」をかけてもらえるよう心がけて下さい。
あなたが言われてうれしい言葉をお客さんからかけてもらえたとしたら、そのお客さんも何かしらの感動があったはずです。詳しく聞いて具体的にできれば、お客様の声として反響の出るチラシになります。
仕事に対する情熱。やっぱ必要だと思います。
「なんで今の仕事を始めたのか?」「なぜ今の仕事をやっているのか」
頭の中で考えるのではなく、書き出してみる。文字にしてみることをおすすめします。
ぜひ私にも見せて下さい。
行きつけの店になる方法
地域密着の商売をしているなら、「〇〇のことなら○○さん」となってもらうことが商売繁栄に繋がります。そのためにはやって欲しいことは「何をすれば喜んでもらえるのか?」「あなたの商品・サービスではどんな人に何ができるのか?」「足りない部分は何か」「足りてない部分を補うためにできることはないかを常日頃考えるクセをつけることが大切です。
常日頃考えるクセをつけることが大切。と言われても、日々の仕事に忙殺される中でやり続けることはなかなかできることではないかもしれません。
私が強くお勧めしたいことは「お客さんノート」をつけること。一日を振り返って、「こうしたらよかったかも」「ああしたらよかったかも」と書いてください。
継続して書くコツは、書くことが何も浮かばなければ「特になし」でもいいですし、疲れて何もしたくない様なときは「疲れたのでなし」でもかまわないので意識をノートに向けることがコツです
「○○のことなら○○さん」になる方法
さて逆の立場であなたには「○○のことなら○○さん」というお店はありますか?近所だから、他より安いから、そこしかないから、という理由なのかもしれませんがそれ以外にも
そこに行けば「気軽に話せる。」そこに行けば「気軽に相談できる。」そこに行けば「悩みを聞いてくれる。」そこに行けば「自分にあったものを提案してくれる。」そこに行けば「解決策を提案してくれる。」
そこに行けば「どれがいいか?どっちがいいか?迷った時に的確に答えてくれる。」そこに行けば「期待を裏切らない。」
そこで買うことで「アフターフォローがある。」そこで買うことに「不安がない。」そこには「安心感がある。」そこには「信頼関係がある。」
あなたの「行きつけの店」の理由はこうゆう所なのではないでしょうか?
頭の良さより、性格の良さ
ソフトバンクの孫正義氏いわく
「成功する者と失敗する者の差は、頭の差より、性格の差のほうが大きい。」数多くの人を見てきた孫さんが言っているので間違いないと思います。
「性格って言われても…」と思ったかもしれません。大丈夫です。簡単な方法があります。
「笑顔であいさつ」です。
ポイントは「感謝しています。」「愛しています。」「尊敬しています。」と心で念じながら挨拶すること。
頭で「感謝しています。」「愛しています。」「尊敬しています。」と思いながら挨拶を心がければ、自然な笑顔になります。
もしかしたら、あなたはラグビー日本代表の稲垣選手のように「笑わない男」なのかもしれません。
もしそうなら、客商売には大きなハンデとなってしまうのですが、できることはあります。
軽く目をつぶり、口角を少し上げ軽く会釈する練習を鏡の前でやってみてください。できるようになると思います。
まずは、敬意を持って心から「笑顔であいさつ」自然にできないのであれば、意図的に「心で念じて」あいさつする訓練をして下さい。身につけば、かなり大きいです。
アイデアも「こうゆう姿勢から生まれてくるもの」だと思います。
あなたに「お小言」を食らわします。
書こうかどうか迷ったのですが、
私を含め多くの人は「当たり前にあるモノ」と勘違いをしていることが多いということ。
あなたはご飯を食べられることに毎回感謝をしていますか?ついつい当たり前と思っちゃっていますよね?
あなたの食べる一食のご飯になんと平均30万人の人がかかわっているんだそうです。
30万人にピンとこない方に補足すると
ひとつの野菜をとっても土を耕し、種を植え、水をやり、収穫しあなたの家に届きます。料理をするための調味料ひとつとっても同じことが言えます
それとあなたの食べる一食のご飯は多くの命が犠牲になっています。
今日からはぜひご飯を食べる前は手を合わせて「いただきます。」(あなたのために犠牲になった命をいただく)と感謝してください。食べ終わったらその一食にために走り回った作った人+30万人に「ご馳走様」と感謝してください。