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ポスティングは不法侵入?
以前にポスティング現場研修会というものをやっていて(日本一になったポスティング方法を現場で体験できる)わたくし側も色々と勉強させてもらいました。
クロウトからすると「何とも思わない当たり前」のことがシロウトからすると理解ができなかったり「大きな悩み」だったりするってことです。
女性の方だとポスティングするのが怖いとか勇気がいる。「怒鳴られたらどうしよう」「怒られたらヤダな」でなかなか一歩踏み出せない。という方が多く存在するとを教えてもらったのですが、
男性でも「門扉の内側にあるポスト」にチラシを入れることに抵抗感があるという方が意外と多いことです。
私からするとなんとも思わずに当たり前のことだったのですが、あなたも抵抗感があるのでしょうか?
「不法侵入になるのでは?」「人が出てきたらどうしよう?」と思ってしまうそうです。
私は子供の頃、夏になると近所の家の庭に「セミ取らせてください。」と言いながらずかずかとひと様の家に入っていましたので、その幼少体験が抵抗感をなくしているのでしょうか?
これは私の勝手な定義なのですが
門扉の外側にポストがある家「敷地内に入ってほしくないと思っている。」
門扉の内側にポストある家「ポストまで郵便物を取りに行くのが面倒臭いので玄関先まで持ってきてほしい。と思っている。」
というふうに考えるのはどうでしょう。あながち間違いでもない。のではないでしょうか。
門扉の内側に入る際には、「失礼します。」と声をかけながら入れば良いと思います。余談ですが、ポスティングをしていると、ガスや電気の検針員の方は無言で入っている人を結構見かけます。
それと手にはチラシがあるので、相手からすれば「何をしているのか?」はすぐに分かりますし、もし出くわしたら「チラシを配ってます。」と言えばいいだけです。
面白いのが、普段頻繁にチラシが入っている家の方だと、「ああ、チラシ配っているのね。」とそれ程気に留めない方が多いのですが、あまりチラシが配られていない家の方だと、「え、何?」という顔をされることが多いです。
もう一つ話をすると、チラシを入れている時に、タイミング良く?悪く?玄関ドアが開くこともございます。すると相手はビックリします。そういったときは「ビックリさせて申し訳ございません。チラシ配っていました。」とすぐ言葉が出るようにしておいてください。
あなたも一緒にビックリしててはダメですよ。「玄関ドアが開くかもしれない。」と頭に入れておかないと、ビックリしてしまって、すぐに言葉が出なくなります。
まあ慣れる必要はあるのかもしれませんが・・・
ポスティングの反響は上がります。
いやらしい話になるのですが、「門扉の内側のポストにチラシを入れるのは抵抗感がある。」という人の方が多いとすると、入れたほうが絶対いいです。
ポスティングされている確率が低いので、チラシをじっくり見てもらえる可能性が高まります。
それと、クロウトからすれば常識、当たり前は、シロウトからすると 「へぇ~そうなんだ」「知らなかった」ってことは多いので、ポスティングしながら「町の人の声」から教えてもらえることがたくさんあります。
自分自身でポスティングして、笑顔であいさつして、チラシを手渡していると、相手から話しかけてくることもけっこうございます。抵抗感がない話好きな人はけっこういます。
そんな時は大チャンスです。色々と話しかけてみて下さい。お客さんの「生の声」からチラシのヒントやアイデアをもらえたら、
あなたのチラシの反響は格段に上がってきます。
ポスティング中、警察沙汰になりました。
事件が起きてしまいました。
私がポスティング業界に20年以上関わっていて今までに事例のない初めてのケースをシェアします。
ごく普通にポスティングをしていたところ30代位の女性に後ろから声を掛けられました。「あなた私の家から出てきましたよね!」と「はいチラシを配っていました。失礼いたしました。」と答え、普通にその場を去ろうとしたのですが、
「ちょっと待って!」と言うのでどうしたのかと思ったら、なにやらその女性が言うには私が玄関の中(家の中)から出てきたと言うんです。
「いやいやいや」完全に濡れ衣。泥棒扱いです(汗)「いやいやそんなことはない!」と言っても「私はあなたが家の中から出てくるのを見たんだ」との一点張りです。
もう少し状況を説明しますと、その家は道路に面した門扉のない一軒家。ポストは道路から2m弱位入った玄関の手前にあり、家の中に入るどころかドア自体触ってもいません。
相手の言い分は買い物かなにかで帰ってきた時にちょうど私が家の中から出てきたのを見たと言うんです。目の錯覚です。完全に誤解です。
「入った。」「入ってない。」でまったく埒が明かないので、私から警察を呼びました。20~30分位で2人の警察官が到着。お互いの話を聴き、何とか私の言い分を警察官は信じてくれました。
チラシをたくさん持っていましたので、まあどう見てもポスティングしている人に見えましたから…※相手の女性は納得していませんでしたが…
費やした時間は待ち時間を含めて1時間30分位かかりました。
ポスティング不法侵入の線引き
さてあなたが一番気になることはポスティングではどこからが不法侵入に当たるか?ということだと思います。
ついでに警察の方に聞いてみました。「道路から1歩でも敷地内に入ると不法侵入になる可能はあるのか?」と警察官に聞いたところ、問題ないとのことでした。
警察官が言うには、インターホンがあるところまではセーフとのこと。郵便局や宅配便と同じ扱いです。ポスティングだけが不法侵入になることはないので安心して下さい。
事情聴取が終わってその場から立ち去るときに警察官から言われた一言は
「いろんな人がいるので気をつけてください。」でした。
大丈夫!ポスティングは怖くない。
こんな話を聞いてしまうと「ポスティングを自分でするのは怖い。」と感じてしまうかもしれませんが、私がポスティング業界に20年年以上関わってきて(自社スタッフ、取引のある同業他社含む。何千万、何億ケース)
今までに一度もない初めてのケースなので安心して下さい。
可能性からすれば普通に歩いていたら運悪く、上から植木鉢が落ちてきて当たる位の確率だと思います。
万が一ポスティングをしていて私と同じケースになっってしまったら、
言い争っても埒が明かないのであなたから警察を呼んでしまいましょう。
恐らく、あなたから警察を呼びましょうと言ったら、相手は納得するのではないでしょうか?
最後に
以前やっていたポスティング現場研修会ではポスティングをすることに対する 不安、疑問、問題点。ほとんどすべて解消できるようになれたのですが、
今現在は残念ながら休止中なので、不安や悩み、抵抗感があるなら下記よりご気軽にご相談ください。