マクスウェル・サックハイムの「3つのNOT」はマーケティング用語としては有名というより「ド基本」の話なのですが、チラシポスティングの枠の中に入れてみると、
あなたが知らないで損をしている部分があります。
ポスティングと絡めて3つのNOTを解説している人はほぼいない状況です。
- Not Read(読まない)
- Not Believe(信じない)
- Not Act(行動しない)
ほぼすべての人は、広告を見ない(読まない)信じない、行動しない。という3つの壁があります。
どんなにすばらしい商品サービスを扱っていたとしても、知ってもらわなければ話になりません。知ってもらうためには宣伝をして興味を持ってもらわなければならないのですが、見てもらわなければ伝わりません。
そして見てもらったとしても信用してもらわなければなりません。さらに「なるほどね」と信用してもらってもほとんどの人は行動に移しません。行動してもらうために誘導をしなければなりません。
これをひとつづつ順番にクリアしなければ反響は出ないんです。
それではひとつづつ順番に見ていきましょう。
目次
Not Read(読まない)
見てもらう、読んでもらうためにどうすればいいのか?どんなにすばらしい商品サービスを扱っていてもまずはチラシを手に取って見てもらわなければなりません。
そのためにはキャッチコピーを読ませ
「私のことだ」と思わせること。
「えっそうなの?」と興味を引くこと。
その先を見ずにはいられない言葉を冒頭に載せることが大切です。
私のことだと思わせるにはどうすればいいのか?って話は前にしてますので
見てない方はコチラへ
ポスティングにおけるNotReadの壁を超える2つの方法
チラシポスティングでNotReadを壁を超える方法は
- きっちりポスティングすること
- 笑顔であいさつを心掛けてること。
残念ながら、自分達でポスティングしない限りこの壁は超えられません。
自分でポスティングしないのであれば、
多くの人が思わずその先を見ずにはいられないキャッチコピーを考えるしかないです。
※この先は自分でポスティングできる方のみお読みください
きっちりポスティングすること。
当たり前のことと思うかもしれませんが、9割はできていません。
ポスティング業者に依頼した場合、良くて7割程度です。
私がここで言っているキッチリ配ることとは、
投函禁止以外すべてのポストに入れる。って話です。
ポスティングの二極化
チラシポスティングと一言でいっても
いつも入っているところは常にたくさんのチラシがポスティングされています。しかし普段入っていないところはほとんどチラシは入りません。
「完全なる二極化」です。
駅前の集合住宅や区画整理されている住宅地にはたくさんのチラシが投げ込まれています。しかし階段を20段登らないとポストがない家がたくさん並んでいる所にはチラシは配られていません。(階段の下までは来てるのでGPSを持たされていても大丈夫w)
集合ポストのないアパートやコーポがたくさん並んでいるところは1階だけしかチラシが入っていません。
なぜかはなんとなく分かりますよね?
そうです。大変だからです。体力的にキツイからです。割に合わないからです。
ポスティング会社を暴露
ポスティングの料金は1枚に対して〇円というところが多いです。
仮にあなたが依頼したポスティング会社が1枚4円だったとします。
配布員がもらえるお金は1枚3円だとします。
駅前の団地があるところなら1時間で500枚位配れます。時給にすると1500円です。横浜市の最低賃金は1,012円(令和2年10月現在)ですので悪くないと思います。
それでは階段や坂の多い起伏の激しい地域だとどうかというと、1時間当たり配れる枚数は200枚程度です。時給にすると600円です。割に合わないですよね。「アイツばっかり」と不平不満も出てしまいます。
なので時間当たり平均300枚は超えたいんです。そのためにやることは配りづらいところは避けることになります。なので世帯数に対して7割程度の配布になるのです。
ポスティングでNotReadの壁を簡単に超える方法
で、何が言いたいのかと言うと
3割近くの家にはほとんどチラシが入っていないってことです。
あなたがきっちり漏らさずチラシをを1000枚ポスティングしたとすると、300件の家はほとんどチラシが入っていない家です。
そういった家はチラシが入っていれば「なんだろ?」となりそのチラシが自分や家族にとって必要なものかどうかしっかり確認するということです。
1000枚配れば300件はほぼ確実にチラシを見てくれます。NotReadの壁を簡単に超えられることになります
笑顔であいさつを心掛けると。
自分でポスティングするなら笑顔であいさつすることを心掛けてください。
玄関口に人がいたらあいさつしながら手渡しして下さい。
たまに「いらない。」と言われることもありますが挫けず続けて下さい。
7割近くの人が手渡ししたチラシをその場で目を通してくれます。あなたの印象が良ければ、話しかけてくることも結構ございます。
その時の為に簡単にアピールできる準備をしておいてください
参考記事はコチラ準備の重要性
コピーライティングの力だけに頼るのではなく、
自分でポスティングできるならNotReadの壁は確実に低くなります。